どうも鈴木テツです。
先日、自分の資産を整理してみました。
詳細は以下の記事御覧頂ければと思います。

そうして資産を整理した中に、現金が1,200万円ありました。
これは主に共働きの奥さんの給料が手をつけられず残っているものです。
つまり厳密にはぼくのものではありません。
ちなみにぼくの給料は生活費や旅行代に消えていき、余ったらせっせと投資に回しているので、びた一文残さないテイでやってますので、ぼく由来の現金はありません。
そして自分のお金に飽きたらず、この奥さんの1,200万円をも投資に投じたくてしょうがないぼくと、投資とか失敗する可能性もあるんだから現金で残しておいてもよくね?派の奥さんの間で、ここ2か月程、喧々諤々の議論がありました。
平たく言うとぼくが単純に使わせて欲しいと頼み込みました。
手を変え品を変え、経済的な側面でのアプローチから、家事頑張りますから!という非経済的なアプローチも含めて交渉に交渉を重ね、協議に協議を重ね、難攻不落の奥さんを落として、なんとか投資に690万円を振り分け、そのうちぼくの裁量として450万円を設定するという合意を得ました。
嬉し過ぎる。
達成感と嬉しすぎたあまり、その夜、少し嬉ションしました。
そんな記念すべき歴史的合意の記録をここに残すことにしました。
1,200万円の振り分け
早速ですが、合意に達した現金1,200万円の振り分け先は、以下の4項目です。
①360万円 | 有事の際の手元現金。1年間は生きれますように。 |
②150万円 | 家具・車などの大型支出にも備えましょう。 |
③240万円 | 奥さんの2020年と2021年のNISA枠。 |
④450万円 | 鈴木テツの裁量枠!! |
合計1,200万円 |
これら4項目のうち、③と④を合わせた690万円が投資枠です。
その中でも④はぼくの裁量に任せられた枠であり、独断と偏見と勘と勢いで450万円を投資することが出来ます。これをどこにどうやってナイスな投資に突っ込んでやろうか今からワクワクしております。
一応奥さんとの議論も含めて、以下それぞれの枠の設定の背景を整理しておきます。
①360万円:有事の際の手元現金。1年間は生きれますように
これは有事の際に備えたセーフティ現金です。触れてはいけないアンタッチャブルです。
特に今回のコロナの影響もあり、ほんと世の中何が起こるかわからないというのが身に沁みましたので手厚めに設定することにしました。
コロナのような、世界が封鎖されるような、経済がストップするような事態って想像だにしていませんでしたが、現実に今起こっています。つい半年前まではロックダウンなんて言葉聞いたことも無かったですが、今は普通になっています。
そして未だに終息の兆しもありません。
そうなると、自分達の想像でしかないような「まさかね、、、」というような最悪な未来が、ほんとに実現することもあるわけです。
我が家で話した最悪な未来は「首都圏直下型地震が起こり、我が家のマンションは倒壊、経済もストップ、勤務先も倒産」というものです。
これが本当に現実になったとき、住む家は無い、給料も無い、投資していた株も暴落で売るに売れない、でも住宅ローンだけは残る。
そういった状況でも、家族5人が最低限の生活を1年間送れるように備えておく必要があるだろう、ということで毎月30万円×12カ月で、360万円は現金として残しておくことにしました。
360万円も預金しておくなんて、歯がゆくてしょうがないですが、今回のコロナによる経済ストップで手元資金に余裕が無くて、あえなく倒産している会社も多くある為、反省を活かして、360万円をセーフティな現金として確保することとなりました。
360万円を5%の利回りの投資に回せたら、年間18万円の収入になっているわけで、これを見逃すというとんでもない損失なのですが、致し方ないという判断です。
ポジティブにとらえるなら、セーフティ現金は確保したので、あとはハイリスク・ハイリターンな投資にも打って出てもよいかなと思えることですね。
②150万円:家具・車などの大型支出
これは、日々の生活費とは切り離した大型の支出です。企業でいうCapexです。資本的支出というやつです。
例えばですが、ベッドです。現在家族5人でひしめき合って生活しているのですが、限界です。
5人で寝ているのですが、寝相が悪い娘2人にビシバシ蹴られて夜中よく起こされているのですが、この娘2人に加えて、最近では0歳の三女もついに寝返りを開始してしまいました。
はっきり言って限界突破です。
てわけでベッド買い直し&拡張計画を早急に進める必要があり、睡眠にはこだわりたいので、それなりの良いものを買おうとすると数十万単位でお金が必要になってきます。
また3人の子どもを連れての移動もきつくなってきましたので、そろそろ車の購入も考えないといけません。すると数十万円では済まず、数百万円単位のお金が必要になってきますので、それに備えて資金をプールしておこうというものです。
ちなみに車のコストについては以下の記事で以前試算してみました。

1カ月で85,000円掛かるという結果になっています。でけー。
しかしもう移動において、大人2人で走り回る子ども3人のケアは数的不利によりマンツーマンディフェンスは不可能です。
お金もったいないとか言ってる場合じゃないですね。四の五の言わずに車買うしかないですね。
③240万円:奥さんの2020年と2021年のNISA枠
いよいよ投資枠の話ですが、まずはこの240万円。これは奥さん管轄のものです。
ぼくのNISA枠は早々に使っちゃいましたが、奥さん分のNISA枠について使わないのはもったない、ということで今年分の2020年と来年の2021年分の投資枠を設定しました。
金額は1年分が120万円なので、2年分で240万円ですね。
何をいつ買うかは奥さんに任せてあり、ぼく個人としては裁量が無いので、あまり関係が無いのですが、とはいえオリエンタルランド株でテンバガーを達成している奥さんなので、天性の選球眼はあると思いますので、どんな銘柄にするのかは気になるのでずっと横眼でチラチラ動向は観察しています。今の所、動いていないです。
④450万円:鈴木テツの裁量枠
これ!これが大事!歴史的勝利!
これが今回ぼくの裁量枠として頂けたもの。要は1,200万円から①②③を差し引いたものですが、450万円も残りました。マンモスうれぴー。
更に、①において1年間は給料が無くても生きていけるお金を確保したことで、少し攻めた投資をしてもいいのかなと感じており、ワクワクしております。
ハイリスク・ハイリターンで全額攻めるか、新しい投資に勉強の為に一部つっこむか、コロナで絶賛目減り中の株についてナンピン投資するか、毎日1万円ずつドルを買って文字通りドルコスト平均法をしてみるか、リベンジで仮想通貨にフルベットするか、ちょろまかして一部飲み代に使うか。
とにかく今から勉強して、大事にはしつつも大胆に投資したいなとも思っています。
まとめ
今回1,200万円の現金について、その半分以上も投資に振り替えることが出来ました。
個人的には「そのとき歴史が動いた」とも思えるぐらいの出来事です。
武田信玄もびっくりの「山が動いたな」と言える出来事です。
これは、毎日毎日朝から晩まで、口頭や通話やLINEで、しつこいくらいにお金の話、機会損失、お金に働いてもらう重要性、金持ち父さん貧乏父さん、経済ニュースを奥さんにしつこいと言われながらも言い続けた、その熱意にこたえてくれた結果かなと思っています。
会社でも上司を説得する際にこれぐらいの熱意を持てたら、さぞ会社生活は楽しいんだろうなと思ってしまいました。
さておき、プライベートは450万円の追加の軍資金を手に入れたので、早急にお金に働いてもらうべく投資先を検討したいと思います!
コメント
はじめまして
主人が商社に勤めております。
ですが、家計管理と資産運用に主人は興味がないようで危機感を覚えて最近細々と手始めに積み立てNISAを始めました。ですが、商社勤務ですと海外転勤の可能性もあると思いますがその際は資産運用はどのようにしようとお考えでしょうか。数年以内に海外転勤かもと思うとなかなか積極的な運用に手を出せずにいます。。アドバイスありましたらお願い致します。
コメントを頂き有難う御座います!
ぼくも2,3年後には海外にいる可能性もありますが、海外赴任になった場合どのようにするか未確認のまま資産運用をガシガシ進めてしまっています。なんとかなるだろうし、なるようにしかならないという楽観主義です。。。仮に海外辞令が出たら、そのタイミングで各証券会社や不動産会社に正直に相談して最良の方法を取るしかないと思っています。
ぽんたさんはもし不安であれば、事前に金融機関に相談されることをおススメします。確認出来れば、積極的な運用にも不安なくガシガシ手を出せると思いますので。投資を楽しみましょう!