どうも鈴木テツです。
今年の夏、網戸を壊しました。
35歳にもなって網戸を壊すなんて、自分が情けなくなったのですが、自分のケツは自分で拭くべく、自分で修理して、なんとか修理代を2万円ほど節約しましたので、今回はその顛末をご紹介します。
そもそもなぜ網戸を自分で壊したのか

防衛日報デジタルより
35歳にもなってなぜ網戸を壊してしまったのか。幼い娘が3人もいて、なぜ親の自分が率先して、誰よりも先に新築マンションの網戸をぶっ壊したのか。
自戒を込めて(自分でやった事なので自戒しかないですが)そのときの状況を紹介します。
あれは忘れもしない2020年5月29日の正午でした。コロナ禍による緊急事態宣言のもと、ぼくは家で一人在宅勤務をしていました。
そしてこの日、何があったかと言うと「ブルーインパルスが東京上空で医療従事者に感謝のフライト」をするというイベントです。この章の冒頭の写真がそれです。
別にぼくは飛行機マニアでも航空オタクでもないのですが、なんとなくブルーインパルスだけは見てみたいという、憧れに似た少年の気持ちがうずきました。
そして2020年5月29日の正午、家で仕事をしていたら外から
ブオォォォォォォォォォォォォォン
という飛行機のエンジン音が聞こえてきました。
「うぉ!絶対ブルーインパルスだ!」と思い、急いでべランダに出ようと仕事部屋から走って出ました。
暑かった夏の日だったので、窓ガラスは全開でしたので、そのままベランダに飛び出そうとしたら、実は網戸が閉まっていました【悲報】。
で、気づかないぼくは網戸にこんな感じで突っ込んでしまいました。

ワンピース36巻36話より
網戸は絵のようにバリバリにはなりませんでしたので、その分顔面が網にウニューとつぶれて擦れたた上に耐えきれずに破れた後、外枠もろともバコッと外れてべランダに飛び出しました(その間多分1秒)。
顔面擦って痛いし、全くの一人だったので誰にも言えずになんか逆に恥ずかしいし、結局ブルーインパルスはマンションの反対側飛んでて見れなかったし。
そして結果、思い出は残らず、残ったのはこちら。
べローンと大きな隙間が出来た網戸です。
我が家、タワマンの高層なんで(ドヤァ)、夏でも虫がほぼ来ないので、結局この5月29日以降、2020年の夏はこの隙間のまま過ごしました。
網戸に突っ込んだ事をずっとバカにしてくる嫁さんには、てか虫が来ないなら網戸いらなくね?という話をしていたのですが、最近状況が変わってきました。
一番下の娘がハイハイを始めたのです。
そして、この穴からベランダに出るようになったのです。
虫は入ってこないけど、娘が出ていくのは防がねばという思いで、今般、網戸の修理を決意しました。
まずは、応急処置として、網戸専用のテープ的なもので貼り付けたのですが、1歳の娘によって押し込まれて破壊されました。無力、あまりに無力な粘着テープ。
というわけで、本格的に網戸の張り替えをすることにしました。
網戸張り替えに掛かる値段
とはいえ今まで網戸の張り替えなんてしたこと無いですし、自分それなりに高給取りで人件費高いので外注した方が効率的だと考えて、マンションお抱えの大手デベロッパーの管理会社経由で見積もりを取ってみました。それがこちら。
25,000円!!
たかっ!
しかも税別で!!たっか!!
自分のしょうもない高給取りの人件費なんか耳クソみたいに感じる程の見積もりでした。
で勿論ですが25,000円も払ってられないので、自分で修理することにしました。
で、近所のホームセンターで網を購入。
尚、購入の際は、事前に網戸のサイズを測っておくことをおススメします。
(自分は、これでホームセンターと家を2往復しました。)
また網の張り替え用のローラーも購入。
しめて材料費1,100円程度で済みました。やっぱ25,000円って鬼たっけぇぇ!
尚、留める為に必要なゴム紐は数百円ですが、既にあるものを使うということで節約。
網戸を仮止めするクリップは数百円ですが、洗濯ばさみで代用するとして節約。無駄なものは買いません。
というわけで早速サクッと修理していきます。
実際の修理の記録
まずは意外と汚れている網戸を寝かす為に新聞紙をひきます(我が家、新聞取ってないので、会社で課長が読んだ新聞をもらってきました。ドケチ!)
で手術台に網戸を寝かせました。
で、止めているゴムひもを取り、網戸から網と戸とゴムを分離させます。
で、購入した網で戸を覆います。このときに活躍するのがクリップとかではなく、大きな洗濯ばさみです。100均(4個入り)で買っておいてよかった。
で、ゴム紐で網と戸を仮止めしていきます。網戸張り替え用のローラーですが、買わなくても定規とかドライバーでなんとかなるんじゃないかなと思っていましたが、このローラーは網戸を張り替えるにあたっては必需品です。めっちゃ便利。もう一度言います。めっちゃ便利。
張り替えに特化した代物なので、他に使い道ないのでもったいない思いもしましたが、次回の登場もまた網戸の修理のときでしょうが、これは便利。作業がはかどる。
こんな感じで、定点的に、グイっ、グイっと仮止めしておいて最後にローラーでビューーーーーっと抑えていく感じです。最初からビューーーーーっとやっていくとゴムがギューっと延びながら隙間にはまっていくので、へんな感じになります(語彙力がなくてすみません)。
で、網と戸とゴムが一体化して、網戸になった瞬間。
で、はみ出た余分な網をハサミでチョキチョキ切った後の状態。網戸らしくなりました。
しかしこのハサミで切る作業が一番難しかった。
最後の方はハサミと網の相性とか抵抗の感じとかに慣れて、サーーーーッとすべるように切れて、このようにいい感じにまっすぐにキレイに切れました。
しかし最初のうちは、こんな感じで、ボッコボコ。
ちぎった?ねぇ?網戸ちぎったの?って言われてもおかしくない状態。
無駄に拡大するとこんな感じ。大手に25,000円払ったら、多分こんなことにはならないだろう、ということで25,000円は見た目を気にする人には、高くないかも(勿論、ぼくは見た目を気にしないので高いです。)
というわけで、もともと隙間があって1歳の娘のベランダへの通用門となっていた網戸が、、、
何ということでしょう。こんなにもピッチリとキレイに張り替えられました。
巧の技が光ります。
しかしここで重要なミスをしたことに気づきました。
網の色がグレーということです。これまでは黒色だったので、夜景を見るにあたって全く気にならなかったのですが、グレーになったことで、霧があるような、ぼやけた夜景になってしまいました。
妻は言葉を失っていました。ぼくは必至で「こないだ夜景は見飽きた」って言ってたでしょ、と説得しました。
夜景などに拘る方は、絶対に黒色の網戸にした方が良いです。これはほんと大きな反省としてご紹介します。
まとめ
いかがでしたでしょうか、網戸を自分で破壊して自分で修理してみた編。
実際に自分でやってみての反省点は以下です。
- ローラーは絶対にいる。ここはケチれない。
- 網戸の色は、黒色がいい。
- カッティングが一番の山場。
以上です。とはいえ結果的には25,000円を1,100円程度に抑えられたということで、且つ所要時間もゆっくりやって1時間程度ですので、時給20,000円以上の働きはしたと自画自賛しております。
網戸をやぶった方は、是非DIYをおススメします。
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