どうも鈴木テツです。
今回はせっかくマンションについているのに、無意味な設備、という少し悲しいお話をしたいと思います。
家の購入時に設備をどうするか、いるの?いらないの?って結構気になりますよね。ですので、今回はぼくの実体験をもとに使わなかった設備を報告したいと思います。
ちなみにぼくの家の概要は以下の通りです。
- 湾岸のタワーマンションの40階あたり
- 南向き
- 目の前は東京湾
この前提ですので、こんな家を探しているというような方には是非参考にして欲しいですし、そうでない方も、無駄な設備を備えた家に住んでいるぼくを笑いながら読んで頂けたら嬉しいです。
床暖房
これぶっちぎりで不要でした。
ぼくは寒いのが苦手でして、というかたぎるような夏が好きです。
汗はかきますが、シャワー浴びたら気持ちいいし、洗濯物もすぐかわくし、冷たいビールおいしいし、なんだったらセカンドインパクトが起こってずっと夏の世界になったエヴァンゲリオンの世界をうらやましく思っています。
今のマンションに住む前は、日当たりがあまりよろしく無いマンションに住んでいたので、底冷えがもう我が家は肉屋の巨大冷凍庫ですか?というぐらい極寒でした。
あの時は外から帰ってきたら、家に入って登山用の厚手のソックス二枚重ねを履きなおしたりしてました。
そんな家に住んでいたので、今のマンションを購入して色々オプションを選ぶとき、標準装備でリビングの一部に付いていた床暖房を全面に拡張しようとしました。
その目論見はあえなく妻の反対にあい実現しなかったのですが、それでも床暖房が付いていることに嬉しくてしょうがなかったのを覚えています。
寒い冬に早く床にほほをスリスリしたい!
そう思って実際入居しまして、すでに2度ほど越冬しましたが、床暖房は1度も電源を入れたことはありません。今思う事は、
床暖房まじで無駄!
なんで標準装備やねん!
出来ることなら入居時に取り外してメルカリで売りたかった!
ですね。
湾岸の南側は冬でも太陽が高度を下げて部屋の中まで差し込むのでそれだけでかなり暖かいです。
さらに海に反射した太陽光も差し込んできますので、ダブルで暖かいです。ゲレンデで顔が焼けるのと同じ仕組みです。
てか暖かいというか、暑いです。我が家は冬でも部屋の中では半袖です。小学生の頃、真冬でも半袖で過ごす子ども(猛者)がよくいましたが、36歳になってぼくは今その猛者状態です。
日が沈むと流石に寒くなりますが、昼間は暖かいです。天気が良い日なんて暖かいなんてものじゃないです。灼熱です。家事とかでちょっと動くと汗かきます。
そんで、今日は冬にしては暖かいんだなぁなんて思って薄着のまま外に出ると、なんの事はない外は極寒で、たまに凍え死にそうになります。
湾岸タワーマンションの南側は、それはもうポッカポカです。
ですので床暖房はオプションであったら、つけなくて良いと思います。
ミストサウナ
お風呂のミストサウナも標準装備でした。
自宅にサウナとかよっぽどの物好きか金持ちの道楽だと思っていたので、まさかどっちでもないぼくの家にサウナがあるとか、少し感動しました。
ただ使ってみて驚いたのですが、これ霧みたいなものがシューッと出るだけなので、これをサウナと呼ぶのなら我が家の真夏のリビングの方がよっぽどサウナです。
ちなみにリビングは冬でも暖かいので、真夏はそれはもう灼熱を通り超して煉獄さんです。
てわけでミストサウナは1度お試しでつけただけで、以降1度も使っておりません。
余談ですが、最近はサウナブームで「ととのう」みたいなリラクゼーション的な楽しみ方の人が増えているようです。しかしぼくのサウナの楽しみ方はそんな生ぬるいものではありません。
ぼくは、まずサウナに20分ほど入ります。これは普通です。
次に水風呂ですが、ここが大きく違います。ぼくは水風呂に20分ほど入ります。最初の2、3分でサウナで火照った体が正常に戻っていくという感覚だと思いますが、それ以降はただただ体が冷えていきます。
10分くらい経つと体の芯まで冷えて、全身の感覚がなくなってきます。
20分くらい経つと、全員の体温というか、生きてる根源の「熱」みたいなものが限りなくゼロになります。すると生きる気力がなくなってきます。実際に実感します。なんか生きるのめんどくせぇなぁって。
雪山とかで「寝るなぁぁ!寝たら死ぬぞぉぉ!!」状態です。もうね、体温が下がりすぎるとそれで死ぬっていうより、下がると生きるという事に対してやる気がなくなるんですね、きっと。もうね、どうでもよくなる。
水風呂の場合、20分も入ってると「もういいや、水風呂から出なかったら死ぬけどもういいや、出るの面倒くさいし、、、もうなんでもいいや、、、」みたいな無気力な感覚に襲われます。
そのときにグッと歯を食いしばってあかぁぁぁん!死んだらあかぁぁぁん!生きるんや俺っ!という強い思いとともにやる気をふるい立たせて、水風呂から出て、温かいお風呂に入ったとき、それはもう「ととのう」という生ぬるい次元を超えた「よみがえる」みたいな境地に達する事が出来ます。
余談が長くなりましたが、サウナでは走馬灯が見えるかもしれない世界線を戦っているぼくとしては、ミストサウナの霧がシュー、ほら「サウナでしょ?」には物足りないというか、もう逆に耐えられませんでした。
というわけで、ぼくにとってはミストサウナも無駄な設備と言わざるを得ません。
カーテンレール
我が家のリビングにはカーテンがありません。
寝室は太陽光を遮るためにありますが、リビングにはありません。
それは向かいが海なので、全く視線が気にならないので不要という結論になっています。
入居した当初は「カーテン買わないと!」と毎日のように妻と話していましたが、徐々に「買う?」から「いる?」というモードになり、今では話題にも上がりません。
ただ空と海からの太陽光の二本立てを防ぐためにはカーテンあってもいいのですが、我が家はまだ子どもが小さいので油ぎった手とかで汚されたら洗濯が非常に面倒、というのもあり、今はカーテン不要論で結論づけています。
向かいのマンションが無く、見られる事が無いので我が家では風呂上り全裸でリビングを歩いています。
カーテンなくとも意外とやっていけるなぁと思いました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
湾岸のマンションで見合いのマンションが無い方には、特に共感頂ける内容になっていたのではないかと思います。
てか途中、サウナの話に脱線しすぎてもう何が主要なコンテンツかわからない投稿になってしまいましたが、この記事を読んでマンションの設備を検討する際の一助になれば幸いです。
そしてサウナで起死体験もまじでおススメなので、是非一度お試しあれ。
コメント