どうも鈴木テツです。
今回は久しぶりに仮想通貨の話をします。
ちなみにぼくは過去に仮想通貨で500万円の損をしました。
このぼくの恥部であり黒歴史を紹介した記事はこちらです。

それ以来、自分の実力不足は棚に上げて、仮想通貨を親の仇として憎んでいます。
とはいえここ最近の仮想通貨界隈のイケイケどんどんなバブルな感じに親の仇なんかとうに忘れて「買わないと損している」という焦る気持ちが芽生えてきています。色々なサイトでビットコインの価格予測を見ても、10万ドルだ!いや、100万ドルだ!という上がる憶測ばかりです。
ぼくの「下がったら買おう」という気持ちをよそにチャートを無慈悲に上がり続けるばかりで、それを眺めてため息をつく毎日です。
しかし先日、ぼくの独断と偏見に満ちた分析により、金(ゴールド)のチャートと比較することで、ビットコインが現在の50,000ドルから2021年の初夏に28,000ドルまで下がることがわかりました。
今回はそのぼくの「下がりやがれこの電子ゴミがっ!」という気持ちからくる確証バイアスに満ちた分析について紹介したいと思います。
なぜビットコインと金(ゴールド)を比較するのか
そもそもなぜビットコインと金(ゴールド)を比較するのか。
それはビットコインが、以下のような点で金(ゴールド)と共通しているからです。
- ビットコインもデジタルゴールドと呼ばれていること
- 発行量・採掘量に限りがある点
- 紙幣や硬貨の代替としての投資対象となっていること
- どちらも採掘(マイニング)される事などなど
確かにと言えることや、こじつけと言えることも含めて、確かに色々と共通点があります。
しかし、それら共通点とか、どうでも良いと思えるほどの共通点が両者にはあります。
それが値動きが全く同じである事です。
実際に見てみましょう。
これが金(ゴールド)の1960年頃から2011年頃までの約50年間のチャートです。
続いてこちらがビットコインの2017年から2021年の4年間のチャートです。
ん?同じチャート?
もう一度。
わかりやすく上がゴールド、下がビットコインで、間近に並べるとこんな感じ。
うん、一緒。
マナカナもタッチもびっくりするぐらい一緒です。
てわけで、ぼくはここから誰も気づかなかった重大な事実に気づいてしまったんです。それは、、
ビットコインも今後ゴールドと同じ道を辿る!という事です。もう文字しかないのが残念なくらいのドヤ顔をしてます。
チャートは数多くの投資家たちの思惑によって出来たものでして、つまり大衆心理を具現化したものと言えます。そして、紀元前の人たちが洞窟に「最近の若い者にはまいったな」という今の企業の部長さん方と同じ悩みを持っていたという史実が指し示すように、人類は進歩しませんし、改善しませんし、歴史は繰り返します。
チャートが偶然似てるんじゃないんです。必然なんです。繰り返すんです。かつて、ゴールドに群がり、その人たちが描いた軌跡と全く同じ道を、これからビットコインは描きます。もう一度言います。歴史は繰り返すのです!
てわけで、じゃあゴールドはどういった動きをしてきたのかおさらいしましょう。
ゴールドの動き
先ほどのビットコインと似てると言っていたゴールドのチャートは2011年までのものでした。ゴールドの2011年は、今(2021年2月)のビットコインと同じで2度目のピークに向かって上昇している状態でした。
つまりゴールドの2011年が今のビットコインなので、ゴールドの2011年から2021年までの動きがビットコインの未来の動きなのです。
では、ゴールドがどういったチャートになったかですが、文字でだらだら説明してもわかりにくいので、以下の通りチャートをシンプル化しました。
それがこれです。はいドンッ!
これ、数字が丸まっていたり、時期も月までしか表示なかったりするのですが、ぼくがチャートに矢印(カーソル)を合わせて見た目で取った数字と年月だからです。ですので正確性には著しく欠けますのでその点はお含み置き下さい。
で2011年以降のゴールドの動きですが、ピークの1,800ドルをつけた後、調整が入って約半分の1,000ドルになり、そこからまた上昇を続けて、2020年7月に再度ピークの1,900ドルを付けたというものです。
これの動きをビットコインに当て嵌めるとどうなるか!?未来が見えてきました。
ビットコインとゴールドの時間軸の縮尺合わせ
じゃあビットコインは具体的にいつ?いくらになるのか?ですが、そこでまずはビットコインとゴールドの時間軸のズレを合わせます。なぜならゴールドは60年以上の歴史がありますが、ビットコインはまだまだここ数年の話なので、この時差を調整してやります。
その際に使うのが、第一次バブルから崩壊後にバブルの天井高値を回復するまでに要した時間を使います。
まずゴールドですが、再度チャートを見てみましょう。
1980年の最初のバブルで700ドルを付けて、再び700ドルになったのは2007年であり、実に26年5か月間掛かりました。バブルで高値掴みした人は27年後にようやく報われたわけです。すさまじい握力です。見習いたい。
一方のビットコインはどうだったのか、チャートを同様に見てみましょう。尚、こちらのチャートも目視で数字と年月を記載しておりますので、正確性には欠けますので、イメージとして捉えて下さい。
ビットコインは、2017年12月に仮想通貨バブルが起こって、天井となる18,500ドルを記録したあと崩壊。いったんは落ち込みましたが2020年11月に18,500ドルに再び戻ってきました。
ゴールドとビットコインを比較しますと、26年5か月間掛けて同値に戻ってきたゴールドと、2年11か月間掛けて同値に戻ったビットコイン。
この差が、両者の時間軸の差です。
つまりビットコインはゴールドの9倍速で推移しているということになります。
インターネットの普及で時代の流れは、目まぐるしく加速してると思います。この場合の時代の流れとは流行り廃り(すたり)のことです。当時のブームは、テレビや口コミで人から人へとジワーッと何年も掛けて世界に浸透していっていたと思うのですが、今はSNSで世界同時多発的にブームが拡散します。
その速度の差が、このゴールドとビットコインのチャートの縮尺に現れていて、世界で初めて時代の速度が可視化されたのがこの瞬間で、その速度は9倍ということになります。
ノーベル賞ものです。
というわけでゴールドとビットコインの時間軸の差はこれで調整できるようになりましたので、続いてはいよいよビットコイン価格の行方を具体的に見ていきます。ゴクリ。
ビットコインの価格の行方
ゴールドは第1次バブルのピークである700ドルを2007年1月に再度更新した後、そこから4年7か月間掛けて次のピークである1,800ドルまで上昇しました。これは第1次ピークであった700ドルの2.6倍の値段です。
一方のビットコイン。第1次バブルのピークである18,500ドルを2020年11月に再度更新した後、そこから3か月後の現在(2021年2月)は50,000ドルまで上昇しております。これは第1次ピーク18,500ドルの2.7倍の値段です。
よってビットコインの価格は、たどるべき過去のゴールドの上げ幅である2.6倍をすでに達成しているので、現在の50,000ドルがもう天井近辺と言ってもよいと思われます。
時間軸はゴールドの4年7か月間は、9倍速のビットコインでは6か月間とイコールなので、2020年11月から6か月間ほどは、この50,000ドル近辺をウロウロする感じになることが予測されます。
もしくは時代の流れが更に加速してゴールドの4年7か月と、ビットコインが2.7倍をつけた2020年11月から2021年2月までの3か月間とが同じスピードになったのかもしれません。この場合の時代の流れは19倍速です。
その後、ゴールドは4年3か月間を掛けてピークから0.56倍の1,000ドルまで下落します。
これを50,000ドルのビットコインに当てはめると、半年間掛けて28,000ドルになるということになりますし、19倍速とすると、3か月間掛けて28,000ドルになるということになります。
こうして現在のピークからの調整の時期と価格が算出されました。
その後のゴールドの動きにならって同様に、調整による下落で28,000ドルを付けたあとの上昇についても計算してみました。それらを次項でまとめております。
いつ?いくらになる?ビットコイン価格予測
総合的にまとめてみると、今後ビットコインは
50,000ドルをピークにして、2021年3月頃から6月頃までに28,000ドルまで下落。
その後、2021年の年末頃にはまた上昇して53,200ドルを記録。
ということになります。チャートで示すとこんな感じです。黄色が今後の予測です。
一つ言えることは、インチキくさいけどチャートに描くと、なんかそれっぽい!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ビットコインとゴールドのチャートを比較しただけで、時代の流れが可視化されてしまったこの企画。
話は反れますが、時代の速度は9倍速ということで、1日ボーっとしていたら、時代はもう9日間先を行っているということですね。19倍速だとしたら、19日間も世界は先に行っています。おぉこわいこわい。
てわけで、ビットコインは夏頃に28,000ドルまで落ちてくることがわかりましたので、そのときに0.5枚くらい買えるようには資金は準備しておこうと思います。
今回の分析が、買おうかどうかと迷っているうちにあれよあれよと上がっていって結局買えずじまいの方の参考になれば、こんな幸いなことはありません。
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