どうも鈴木テツです。
ぼくの30余年の人生で3本の指には入る買ってよかったものである食洗機。
【参考記事】
実は最近引越しをして、食洗機を前の家から運んできたのですが、新居の水道がアレで、アレが付いていない為、すぐに食洗器が使えない状況。これは食事後の皿洗いの攻防が復活してしまうこと必至。
つまりは夫婦の危機です。
そのアレとは食洗機に取ってのへその緒。
そう、分岐水栓です。
食洗機と水道を繋げるには普通の蛇口では駄目で、分岐水栓が必要になります。
それがこれ。
見たことあると思います。
これの取り付けを業者に頼むと部品も込みで2万円とかします。
で、自分でDYIですると部品込みで1万円以下で済みます。
つまりは作業工賃だけで1万円以上取られます。
てわけで自分でやらないわけにはいかないので自分で分岐水栓つけてみた記録です。
分岐水栓を取り付ける蛇口の型番を確認
まずは分岐水栓取り付ける為には、型番を確認する必要があります。
型番はだいたい蛇口の裏側などにシールが貼ってあってわかります。
ちなみに我が家の型番はSF-HE421SX。オーソドックスなやつみたいです。
この型番さえわかれば準備OKです。
「アレクサ、SF-HE421SXに合う分岐水栓の型番のやつ、買っといて」と言えばAmazonで買えます。
Amazon echoがない方は(もちろん、ぼくもです)、ヘイSiri!でもオッケーグーグルでもなんでもいいです。
するとこの型番に合う分岐水栓は以下でしたので、ポチって買いました。
分岐水栓取り付けるための工具をそろえる
というわけで分岐水栓はアマゾンでポチっと調達したので、それが届くまでに以下の取り付けるための武器も調達しておきます。
分岐水栓
改めてですが、上述の通り、型番に注意してネットでポチります。
この型番をミスると、この分岐水栓、当然ですが分岐水栓かギリギリ鉛筆立てくらい以外に使い道はありませんので詰みますので、お気をつけ下さい。
ウォータポンププライヤー
ウォータポンププライヤーは、近所のホームセンターなどにも置いていますが、昭和生まれの現代っ子のぼくはサクッとポチります。
こんな感じの挟むサイズを自由に選べるタイプのもので、しっかりした作りのタイプのものであればOKです。
このしっかりした作りのタイプでなければ蛇口に負けます。これの意味するところは後程の手順を追って説明する欄をご覧いただき、ご理解ください。
プラスのドライバー
プラスのドライバーはアマゾンでポチらずとも、百均ので十分ですね。
ぼくが買ったのは以下のものですが、百均の中にたまにトラップ的に仕掛けてある200円ものだったようです、、、不覚。
というわけで道具がそろった所で、早速実際の取り付けに入っていきたいと思います。
分岐水栓取り付けの手順
水道の大元の栓を閉めます。
これ超絶大事!!です。
これから蛇口を分解するので、この大元の栓を閉めてなかったら分解したとたん
水が吹き出ます。
で、止めようと思っても蛇口は分解されています。
いや、分解されたんじゃなくて、したのです、あなた自身が。
必死で手で水を抑えるものの、大元の栓は(家庭にもよりますが)玄関の外。
これ無理ゲーです。
格闘ゲームでいうハメられた状態です。
そうならないように
必ず元栓締めましょう。
ふたを取ります
まずは蛇口のふたを取ります。するとひょっこりねじが見えます。
間髪入れずに躊躇なくねじを外します。
ふたを外します
ふたを外したらこんな感じ。
このふたの上部をウォーターポンププライヤーで外します。
が、これめちゃくちゃ固いです。
正直これが今日のハイライトです。
もうめちゃくちゃ固かったです。
固いっていうか、もはや怖かったです。
こんなに力入れて無理に回そうとしたら、水道ごとグネッてひねり取れるんじゃないかってくらい固かったです。
ウォーターポンププライヤーの作りがしっかりしてないと、多分ウォーターポンププライヤーの方が負けると思います。
固いし、パチン!ってペンチが外れたら反動でとんでもないケガしそうで怖かったです。
女性や子どもだけでの作業はやめておきましょう。
で、上部が外れたらこんな感じです。
上の部分を外します。
こちらはそんなに固くないです。
なんかこの写真、とかげがサザエを引っ張りだそうとしている絵に見えてきます。
なんだか滑稽です。
で、そのサザエはスポッと抜けます。
外れた後、上から見たらこんな感じ。
なんかムンクの叫びの逆さまに見たいな感じでかわいいです。
分岐水栓(本体)をつけます
ここで分岐水栓本体の登場です。
蛇口の穴とすっぽりはまるように、サザエがいなくなった穴に差し込みます。
そのとき、分岐水栓の分岐水栓たるゆえんのあの右の分岐している水栓の向きに注意です。
食洗機側に向けておく必要があります。
ちなみに写真では、その下に寝ているのはサザエを引っ張りだしたトカゲです。この説明に意味はありません。
後は戻すだけ
まずサザエを戻してやります。
スポッとはまります。
サザエのふたも戻してやります。
間髪入れずにねじを巻いてやります。
分岐水栓(レバー)をつけます
本体部分が完成したので、分岐水栓の分岐水栓たる名前のゆえんとなっている分岐の水栓にこの閉開レバーを付けてやります。
こんな感じ。
完成
これを食洗機と繋げて完成です。
作業としては慎重にやっても15分くらいで終わります。
これで2万円を1万円に出来たので、時給4万円の働きといっても過言ではないですね(過言)。
ただ何度も言いますが、あのふたの上部をウォーターポンププライヤーで外す作業。
あの固さを通り越した怖さは正直忘れられません。
皆様も是非体験して欲しいような、して欲しくないようなそんな感じです。
以上、作業記録でした。
今回の記事を参考にして分岐水栓をDIYされたい方は、以下からご購入をどうぞ。
分岐水栓
ウォーターポンププライヤー
P.S. 新居で作動開始し、暗闇の中、目を怪しげに光らせる我が家の食洗機です。
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