どうも鈴木テツです。
某総合商社に勤して丸12年になりますが、最近は偉そうに海外出張にもちょくちょく行くようになりました。
そんな出張商社マンの出張の準備のコツについて紹介している記事はこちらです。皆様が海外に行かれる際の気づきになれば、これ幸いです。
また実際の出張商社マンの現地での様子などもこちらで紹介しておりますので、ご覧頂き、その悲哀を感じて頂けたら嬉しいです。
そして今回は、海外出張のお土産編と題して、ときに苦労するお土産選びについて紹介したいと思います。
尚、毎度で恐縮ですが、物欲が壊滅的にないがお金だけは大好きな守銭奴のぼくの圧倒的な主観で書いておりますので、お含み置き下さい。
そもそもお土産いりますか?
早速守銭奴丸出しの見出しで恐縮なんですが、そもそもお土産っていりますか?
ぼくはお土産はいりません。同僚が海外出張行ったり、家族や友人が海外旅行行って、お土産をもらってもチョコとかクッキーとかですよね。買ってきてくれたことに感謝はするものの、1箱はいらないなぁというのが実情です。
ミルクボーイも言ってましたが、日本のもなかと同じで、海外のチョコやクッキーもおいしいのですが、食べだしたら止まらないとはならないんですよね。1箱もらってもなかなか進まず、結局無理やりノルマのように食べるか、捨ててしまうか。。。ダレ得のお土産になってしまうんですよね。
だからぼくは可能な限りお土産は貰いたくない主義です。ですので、極力お土産は買わない主義です。
ですがそんな考えを周りに押し付けるのは野暮で、組織人失格なので、それなりに買う必要はあるわけで。そんなときにどういったお土産を選んでいるかのぼくの判断基準を今回は紹介させて頂きます。
会社の部課へ買うとき
買う必要があるときの最初は会社の部課に買うときです。一応海外出張行くと、出張明けにお土産を渡すのが通例です。ただこれは1箱分を部課の方々全員に配るので、それぞれ1人分の取り分が一人前になるので、受け取る側も無理なく消化出来て、個人的にはとてもいい感じです。
で何を買っていくか。
ぼくは出張先の地名が書いてあるクッキーを心掛けています。
部課の方々の中にはぼくがどこに出張に行っていたか、ともすれば出張に行っていたことすら知らない人もいるので、地名が書いてあるTHEお土産というものを買っていくのが説明する手間も省けていいからです。
クッキーにするのは賞味期限が長いのと老若男女が食べれるものだから。チョコも当てはまりますが、甘いのが苦手な人がたまにいたり、糖尿のおじさんには酷ですからね。
たまにいるのですが、地名も書いてなくて、気味の悪い色をした得体の知れない食べるとき手も汚れちゃうようなものを「これ、出張先の現地の人に教えてもらったんですが、知る人ぞ知る地元の名産なんですよ(どや!)」と言ってお土産に選ぶ人。みんなそれなりに喜んではくれますが、眼の奥は困惑の色で濁り切っているのが見て取れますので、嫌がらせをしたいとき以外は絶対に避けるべきです。誰もそんなコアでディーブなものを望んでいません。
ある程度の気をつかう知人・友人・親族へ
続いては会社ほどではないですが、ある程度気をつかう知人・友人・親族へのお土産です。
買わないわけにもいかないし、会社ほどしっかりしたものでなくてもいい。そんなときは地球の歩き方に載っている土産が有効です。間違っても知る人ぞ知る地元の名産を買っても、受け取った人は「はぁ」としかなりませんので避けるべきです。これは善意で買ったお土産としてもエゴの押し付けとぼくは捉えています。
だったら、地球の歩き方に載っているものを実際に買っていってあげることが何より安心安全に喜ばれます。テレビでも雑誌でも見ることが出来る有名人を実際に会うことで喜びを感じるのと、地球の歩き方に載っているものを実際に手渡されることはある意味で同じだと思っています。
意味不明のものを渡されるより万人が知っていて、万人ウケするものをお土産としてお渡しすることが何よりの配慮なのです。
家族や気心知れた友人へ
ほんとに気を遣わなくてもよい関係の人には、地元のスーパーなんかでお土産を調達します。これは、あげて終わりじゃなくて、一緒にお土産を食べて楽しむ前提で買っていきます。
種類はお菓子、クッキー、チョコなどなど、なんでもいいのですが、日本では見たことがないような不気味なキャラクターや健康に悪そうなビビッドカラーなお菓子など、話の話題として盛り上がりそうなものを中心に、ばら売りでがつがつ買います。
家族や気心知れた友人へは、買わないといけないという義務感が透けて見えるような定番のお土産を買うくらいだったら、買わない方がましだと思っています。
自分へ
最後は自分へのお土産です。ぼくは出張に行って日当がもらえるだけで満足する守銭奴で、壊滅的に物欲が無いのでTHEお土産というものは買いません。
自分へのお土産は、ホテルのシャンプー、コンディショナー、ボディソープ、石鹸です。滞在中使いさしのものを持って帰るようにしています。言わずもがなゼロ円です。
エコ、ケチ、守銭奴、SDGs的な観点でというのもありますが、帰国後に自宅のお風呂で使うときに、あの国のあのホテルのシャンプーだな、と少し思い出を想起させてくれる為、お土産としての観点からもおススメです。
買うものでのお土産は、歯ブラシや歯磨き粉だったります。歯ブラシや歯磨き粉は絶対使うものですし腐るものでもないですし、無理やり消化する必要もないからです。
さらに海外の歯ブラシは、食虫植物みたいな気持ち悪い色をしていたり、極端に毛先が長かったり、変なとっきがついていたり日本では見ないような歯ブラシがあっておもしろいので買ったりします。
同じように、下着類もそろそろ捨て時のものをあえて持って行って、現地で使用した後、捨てて新しいのを買ったりします。帰国後もしばらくは使用して、捨てるときなんかに、そういえばあのときあの国で買ったものだぁと下着を捨てるのに少しばかりセンチに浸ることが出来ておススメです。
要すれば、ぼくの海外の自分へのお土産は、生活必需品であり、消耗品だけですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。海外でのお土産選びの話。
お土産を買うことが好きな人には全く理解出来ない内容だったと思いますが、そうでない人及びケチな守銭奴の方には少しばかりは共感頂ける内容になっていたのではないかなと思います。
またそういった方が今後お土産選びをする際にほんの少しでも参考になっていればとこんな嬉しいことはないです。
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