どうも鈴木テツです。
2020年も早6月になり、今年ももう半分が過ぎようとしているとかそんな話はどうでもよくて、6月はボーナス月なのです。
そして先日振り込まれたのですが、口座を見て愕然としました。
いつもより50万円ほど少ない。。。
間違い、、、だよね?ねぇ、、間違いって言ってよ、、、。
給与口座に振り込まれた額を見たときに、夫婦円満だと思っていたのに旦那さんに浮気が発覚したときの奥さんのようなセリフがつい出てしまいました。
ボーナスは6月と12月に同じ額が貰えるので、年間で言うと想定よりも年収が100万円減ることになります。
大ピンチです。大ピンチを通り超して大ピンツです。
なぜ大ピンツなのかと言いますと、総合商社に勤めていて現在は管理職になり、残業代もつかないので、毎年の給料は変わらないという前提で今年の資金計画を組んでおりました。
資金計画はこちらの通り↓

2020年の資金計画では余剰資金が100万円ほどあるので、それをどう使うかが自分にとっての最大の楽しみだったのですが、それが年収が100万円ほど減ってしまうのです。
すると余剰資金がふっとび楽しみが奪われた上に余剰が無いので気持ちも家計も余裕がないことになるからです。
かなりの大ピンツです。
総合商社という割と体力のある企業に勤めているので、コロナになっても、給料自体は下がらないので問題無いと思っておりましたが、まさかのボーナスの方でやられてしまいました。
そもそもボーナスとは?その仕組みは?
そもそもボーナスとはなんなのか。賞与と言ったりもしますが、ネットで見ると、基本の給料とは別に支払われる特別な給料のことで「価格が決まっていないこと」がポイントみたいです。
価格が決まっていたら「基本の給料と何が違うねん」と言われてしまうからですね。
で、額を決める仕組みは各社それぞれの決め方があるようなのですが、ぼくの会社は以下の3段階で決められます。
- 基本の部分
- 個人評価の部分
- 業績評価の部分
内容を簡単に説明していきます。
基本の部分
これ基本の部分と言われるぐらいなので、土台みたいな部分です。要すれば「基本給×何カ月」という計算で出されるものです。
これ自体は、価格が決まっていないボーナスの中の価格が決まっている部分です。
会社から「生活の安定の為に、価格を変えない部分」みたいな説明を受けたことがあります。
要は「基本の給料と、ボーナスのこの基本の部分を合わせるとそれなりの額になるから、安定した生活を送る分には支障をないはず。だから他の部分が減ってもそんなに文句を言わないでね」ってことですね。
この基本の部分は、ボーナス全体の額の2割ほどを占めます。
個人評価
これは個人のパフォーマンスに応じて決まる部分です。
日々の業務対応や能力に応じて5段階の優劣をつけられて、その評価に応じてボーナスの額が決まるというものです。
会社としては従業員のモチベーションをアップさせる為の仕組みとして入れているわけで、頑張って評価されるとその分ボーナスが増え、怠けて低い評価だとその分ボーナスが削られるというものです。
但し、うちの会社は絶対評価ではなく、相対評価形式になっています。つまりぼくと同じ年次の管理職の中で評価されて、その内の1割をSランク、2割をAランク、4割をBランク、2割をCランク、1割をDランクに割り振るといった感じです。
仮に万が一、億が一、金田一、ぼくが優秀な人材であっても、その代の管理職が全員超絶優秀であれば、相対評価なのでぼくはCやDランクになってしまうというものです。
まさに山王の松本選手のように、どこでもエースをはれるほど優秀でも絶対エースの沢北がいることで、2番手となってしまうような人が出てきてしまうわけです。
ちなみに実際のぼくですが万年Bランクです。入社以来ずっと平均です。
ほんと平均的な働きしかしてない自覚があるので、もうこの評価には納得感しかありません。
尚、この個人評価の部分はボーナス全体の4割程あります。
業績評価
これは会社全体の業績の達成度に連動する部分です。
会社が当初予算を達成すれば、それに応じて報いとして多くボーナスが貰え、達成出来なければその分ボーナスをカットされるという仕組みです。
当たり前ですが、会社としては従業員に頑張ってもらって予算を達成したいのでモチベーションを高めてもらう為に、稼げば稼ぐほどボーナス増えまっせという仕組みを導入しているわけです。
こちらもボーナス全体の4割程を占めます。
そして今回はここの部分が打撃を受けて、ぼくの年収は100万円ほど減ってしまいました。
業績評価の部分
会社の業績はそれなりに順調に推移していた2019年度ですが、最後の方にコロナウィルスの影響で一気にスピードダウン、というかストップしてしまい、わが社も例外なく打撃を受けてしまいました。
結果、業績は予算から大幅に下振れ、これに伴いボーナスも減らされたのでした。
コロナの影響で経済的に苦労されていらっしゃる方は多い中、ゆうて大手企業に勤めているぼくはまぁ大丈夫だろうと思っていたのですが、100万円も減ることになるとは。
想定よりも100万円分減っていたとしても通常の生活に支障をきたすほどの経済的ダメージではないのですが、いかんせん守銭奴のぼくとしては100万円を失った精神的ショックが通常の生活に支障をきたしていました。
政府の給付金は、一人10万円。ぼくは5人家族なので、合計50万円が臨時収入だと喜んでいました。
どころがどっこい結果的にはぼくのコロナの影響によって下がった収入をただ埋めた、まさに補助金という役目を果たしてくれたのでした。ありがとう安部首相!
まとめ
安定だと思っていた大手会社勤務も、意外と業績連動の部分で、収入がそれなりにブレるということにまざまざと実感させられました。
尚、これまでも会社の業績はアップダウンがあったのですが、管理職になるまでは業績への責任はそこまで大きくないという判断から、若いうちは業績連動の部分が小さいので、そこまで実感してこなかったのですが、今回は家族も背負っていてのこの打撃ですので、割と面喰らいました。
そもそも会社全体の業績が5月の上旬頃に発表された時点で100万円くらい減るということはわかったはずで、安定した環境にいることでの自分の感度の低さを反省しました。
いずれにせよ年収100万円、手取りで70万円程が想定よりも低かったことで、その分収支が悪化するので、早急に年度計画を見直しが必要だと思ったことと、こうしたブレの埋め合わせをする為にも配当等の第二軸の収入元の確保も必要だと実感しました。
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