【家計簿アプリでは無理】我が家の家計の管理は口座を分ける

家計、給与明細・退職金・年金

どうも鈴木テツです。

 

今回は、我が家の家計の管理についてご説明したいと思います。

 

お金に色は無いとはよく言ったもので、この色のお金は生活費、この色のお金は家賃にしか使えない、この色のお金は親族からもらった子ども達へのお年玉(使ってもバレないけど、、、使うわけにはいかん!)、とか色分けが出来たら、お金の管理ってめちゃくちゃ簡単に出来ると思います。

 

ですが困った事にお金には色がないので、この3万円は絶対貯金する!と決めていてもパチンコで溶かしてしまったり(学生時代の自分)、これはこれから車買うために貯金する!と思っても飲み会に行ってあげくタクシーで帰って散財したり(若手時代の自分)、というように結局自由に使えてしまいます。

 

これは一重にお金に色が無いせいです。

 

そう、ぼくたちがお金を貯められないのは、お金に色が無いからなのです。決してぼくたちのせいではありません。お金のせいです。

 

とはいえお金にせいにしたとしてもお金が無いままなのは事実であります。

 

若い頃は色々な失敗を経験し、結婚して飲んではタクシー帰りを繰り返して嫁さんから言葉にならないマジ切れされた苦い経験を超えてきて、無い知恵を絞って編み出した我が家が実践している資金管理の仕方を今回ご紹介します。

 

結論をシンプルに言うと銀行口座を分けて断固たる決意を持って触らないということに尽きます。

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①銀行口座を分ける

お金に色がないなら、色をつけたらいい的な発想で、目的に合わせて銀行口座を分けるということをしています。

 

具体的に我が家の場合は、生活費用の口座、住宅ローン用の口座、ぼくの給与口座、妻の給与口座、ぼくの小遣い口座、こどもたちのお年玉や出産祝い口座というように分けています。

 

銀行口座なんて無料で作れるので、必要な数だけサクッと作ったら良いと思います。窓口に行って、免許証を出せば、サクサクッと作ってくれます。

 

尚、おススメしたいのは別々の銀行で口座を作成した方が良いという事です。

 

すると口座間で送金する際に手数料を取られるので手数料は意地でも払わん!というぼくのような守銭奴は、簡単に口座間での資金の融通をすることが出来ない不自由によって、資金管理がより厳密に出来るからです。

 

こっちの口座で足りなさそうだから、あっちの口座から少し資金を足しておこうということが気軽に出来なくなることで、逆に縛られるわけですね。自由からの逃走というルソー的発想です。

 

ちなみに我が家は、SMBC、みずほ、UFJ、住信SBIネット銀行というようなメガバンクやネット銀行の口座を活用しています。それぞれ口座間で資金を移動する際には、自分の口座間なのに手数料が掛かりますので、意地でも動かしません。

 

電車代さえケチってランニングで会社から帰宅しているくらいケチの至高に達し始めている自分としては、自分の口座間なのに資金移動するだけで手数料を払うことには一切の納得が出来ません。(銀行に対してはそりゃATM置くのも無料(ただ)じゃないし、お金管理することに維持費も掛かるわけで手数料を取ることは納得します。ただそれを油断して払う事を許した自分に納得出来ないという意味です。守銭奴としての矜持ですね。)

 

口座間で融通するためには物理的にATMでお金を卸して(勿論、無料の時間に)、他行のATMで入金処理をするという方法を取っています。

ちなみにこのお陰で一度、住宅ローン支払い用の口座の残高が減っていることを知っていたにも関わらず、ネット経由で振り込まずに次の日にノコノコATMを通じて現金で口座間の資金移動していたら、住宅ローンの支払い額が足りずに、追加金利取られて発狂しそうになったことはあります。

 

ATM手数料ケチったら逆に金利取られるという大失態に当時は自分の不器用さに目の前がクラクラしました。

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②年初に大まかな資金計画を立てる

銀行口座を準備したら、次にどれくらいのお金を割り振るかのざっくりとした資金計画を作成します。企業でいうキャッシュフローの予算を立てるイメージです。

 

日々の生活費にどれくらいの資金が必要で、さらに投資活動(家具買ったり、修理したり、もしくは何か株や車などの資産の売却で資金をゲットする等)での資金計画なんかもザックリ計算します。

 

ちなみに2020年のぼくのザックリ計算は以下の記事の通りです。

2020年の資金計画|1,200万円の使い道について考えた
どうも鈴木テツです。 最近我が家の2020年の資金計画を作成しました。 年始からやろうやろうと思っていたのですが、約3か月遅れです。自分ののろま加減は棚に置いておいて実際に作成したことを褒めたいと思います。 ...

 

住居費350万円、食事代は80万円とか、そんなザックリ感です。でもどれくらい行くかも全く読めない出張日当を収入に入れるくらいの緻密な(姑息な)計画になっていたりもするくらい計画のメッシュの細かさはバラバラです。

 

そして1年間、用途別に必要な資金を試算しておきます。ここはザックリと、とはいえ少し大胆に、少し多めに見積もっておくことが肝要です。

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③銀行口座を分けて必要資金を年初に振り込んでおく

銀行口座を準備して、1年間の資金計画を作ったら、その用途別の銀行口座に1年分の資金を入れ込みます。

 

ぶっちゃけ、これだけです。

 

あとは口座のお金がどれくらいのペースで無くなっているかだけを把握していきます。

 

生活費用だったら突発的に多額のお金が無くなることはないので、単純計算1ヶ月経ったら12分の1が減っているはずだし、半年経ったら半分になっているはずです。このペースが乱れている時に何か異常があるはずでそこを確認すれば良いという楽な管理法です。

 

我が家は、共働きで子どもがあれよあれよと3人もいますので、正直日々の資金繰りまでは見る暇がないので、こういった省エネの管理法にたどり着きました。

 

それでも計画が甘くて資金不足が発生したり、逆に余剰が発生したりと口座間で資金を融通させなければいけないときがあったりもするのですが、少なくとも給与口座には給与が基本的には手つかずで溜まっていくので、これを見ているのはそれなりに快感ではあります。

 

ここで年初に1年分の資金の余裕なんてないよ!という意見もあるかもです。確かに資金にそれなりの余裕がなければ出来ない管理法ですが、逆を言えば1年くらい収入がゼロになっても生きていけるくらいの資金の余裕は持っておいた方がいいと思います(さらに本音を言うと、そんな向こう1年分の余剰資金があったら銀行口座に寝かせずに、投資にブチ込みたいというのがぼくの個人的な本音です)。高配当株、FX、海外、WelthNavi、ソーシャルレンディング、、、あぁ、ぶち込みたい。

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要すれば仕組化という名の強制力が大事

結局、家計も仕組化することによるある種の強制力が働くようにすることが大事ということだと思います。

 

貯金と同じで、余ったお金を貯金しようと思っても一向に貯まりません。余ったらではなく、天引きして余ったお金で生活していくという感じですね。もしくはもう引き出せない定期預金にするなど、仕組みを利用することが一番の近道です。

 

我が家の家計は、行口座を分けることで、この色の(銀行の)お金は生活費、この色の(銀行の)お金は給料、この色の(銀行の)お金は住宅ローン関係、というようにお金に色を付けるようにしています。年一回の振込のみであとは基本的には断固たる決意で触らないという、強制力で家計を管理しています。

 

銀行オワコンとかよく言いますが、やっぱり金の管理は銀行の力を借りるのが一番です。

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家計簿アプリも活用してみたけれど合わなかった

最近では家計簿もアプリで手軽に管理できます。

 

有名なところとしてマネーフォワードとかあり、自分も過去に使っていました。正確には一時だけ使っていました。

 

確かに家計簿アプリは、いつ、何に、いくら使ったのか一目瞭然ですし、グラフや分析など、手軽に立派な家計簿が出来上がります。

 

ですがぼくの場合、意思がこんにゃくよりも柔らかいため、見える化はできても、それが抑制や我慢には至りませんでした。平たく言うと「今月は先月に比べてお金使い過ぎているなぁ。」という印象を持つだけで、あまり有効には機能しなかったのを覚えています。

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まとめ

我が家の管理法をまとめるまでもないほど簡単ですが、まとめますと、

①銀行口座を複数作る。

②1年間の資金計画を作る。

③資金用途ごとに口座をわけて1年分のお金振込み、後は触らない。

というだけです。

 

お金に色を付けつつ、手数を少なくして、不自由さも味方にして資金を管理しています。

②の計画の作成にあたっては、過去の実績として自分が何にいくら使ってきたか振り返りになるので、色々と発見になりますし、向こう1年の計画を作るのも、旅行でここに行く資金枠を設けておこうとか、楽しい面もありますので、是非実践して頂くことをお勧めします。

 

一年の計は元旦にあり。

 

我が家も早速2021年の計画について練っていきたいと思います。

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