どうも鈴木テツです。
2019年の夏に奮発して新築のタワーマンション買いました。
いわゆる都内の湾岸のションマンです。
雨後のタケノコのごとく、ニョキニョキはえているやつの一棟に住んでいます。
しかも上層階です。
恥ずかしながら上層用のエレベーターに毎日乗らせて頂き、上がったり下がったりさせて頂いております。
「せっかくタワマン買うんじゃけぇ、うんと上の方じゃい!」と広島とは縁もゆかりもぼくはありませんが覚悟を決めるときは広島弁の方が雰囲気が出るので広島弁で書きましたが、こういった覚悟で買いました。
実際住んでみてわかったのですが、上層階ですので高低差で耳がキーンとなります。
嘘です。
高度が高いので水の沸点が低くお米を炊いてもおいしくありません。
嘘です。
たかだか100mくらいの高さでは何も変わりません。
住む前にはこんな噂にもへぇ〜とか思ったものでしたが、実際住んでみて色々わかることもあるものです。
というわけで新築湾岸タワマンの上層階ということで、高い買い物でしたが、実際住んでいる日々の中で「いいな」と思うことも色々あり。今回はそんな何気ない「いいな」を紹介させて頂きます。
タワマンを検討されている方に参考になればいいなと思います。
景色がいい
そりゃそうですよね。タワーなんですから。
しかもぼくの場合、ひまわりのごとく太陽を求めて南側の海側に面した部屋にしましたので、対面もなく晴れた日の“抜け感”が半端じゃなくいいです。
調子が良いときは、東にディズニーランド、南に羽田空港はもちろん横浜方面の建物、西には富士山まで見えます。なかなかに爽快な景色です。
そんな景色なので、友人・知人を家に招待したときなんかは、みんな驚いてくれます。別に驚かせようとか自慢しようと思っているわけではないのですが、こうして家に招待して「すげー」って喜んでもらえるのはなんせか嬉しいものです。
景色はアレンジした部屋や準備した料理以上に、何もせずとも招待客を驚かせてくれるのでお手軽です。
ちなみにこの「新築タワーマンションに住んだ最初のよかったこと」として挙げた「景色がいい」ですが、ぶっちゃけると3日くらいで飽きます。
住み始めた当初は、どや顔で毎朝景色を眺めてモーニングコーヒーなんかを飲んだりしたものですが、3日も過ぎる頃には見向きもしなくなりますね。ほんと人間って怖いですね。
とはいえ逆に言うと、窓からの毎日ほぼ変わらない景色を見ては、毎回毎回「すげー!」って思う方が怖いですよね。
現実的な所、住み始めて半年以上経ちますが、1カ月に1回くらいのペースで、たまに疲れたときとかに夜景を見て「きれいだなぁ、、、」となるくらいですね。
共用“施設”が充実。
タワーマンションは、多くの住民が住みますから、その分共用施設も充実していたりします。
実際にぼくの住むマンションには、ジムあり、キッズルームあり、バーベキュー場あり、キャンプ施設あり、ゲストルームあり、ゲスト用の宿泊施設あり、住民専用のフットサルコートありとなっており、他のマンションよりもその種類は充実していると思います。
こういった共用施設の数が多いと、当然管理費も高くなるわけですが、こうした話をすると決まって人は「いや、マンションにジムがついてて強制的に管理費払うくらいだったら、好きなジムを自分で選んで金払って行くわ」と言います。
しかしぼくは断言します。そんな人は絶対にジムには行かない。実際ぼくもその一人で、ジムって行こう行こうと思うんですけど、やっぱり怠惰な人は結局行かないんですよ。
だったらマンションに強制的にジムがついていて、その分強制的に管理費も払わなければいけない為に「利用しないと損」という状況を作ってジムに行く方がいいと考えています。
尚、この「強制的にジムがあった方が強制的にジムに行くようになる」説は購入前のぼくの主張ですが、半年前にマンションに入居以降、ぼくは一度もジムを使っていません。
「強制的」という言葉の意味とは?今一度考える必要があると思っています。
尚、冒頭にあげた我がマンションの充実した設備のラインナップの中で、ぼくが実際に使ったことがあるのはキッズルームのみです。宝の持ち腐れ感がハンパないです。
共用“設備”も充実。
ぼくのマンションは共用施設の他に、共用で使える設備も充実しています。
コインランドリーもあり、布団用の大型洗濯機や、靴専用の洗濯機もあります。また雑誌の最新号は図書コーナーに並べられますし、その他レンタルサイクルや、キャンプ用品のレンタルなんかもあります(一部、使用時に有料のものもあります)。
こういった暮らしに役立つ共用設備があるのもいいですよね。必要なときに自分で購入したり探さなくともマンションという自分の家に備え付けられているので、必要なときに必要な分だけ使えばいいわけで無駄もありません。
このマンションを選ぶ際に暮らしに役立つ設備が充実していたことは、背中を押してくれた要素の一つでもありますが、ちなみに住み始めてからのぼくのこれら設備の使用歴は、ほぼありません。
先程、「必要な設備があるから無駄はありません」といったことを書きましたが実際は圧倒的な管理費という無駄金を払っています。
雑誌は2週間に1回くらいたまにパラパラみたりもしますが、靴の洗濯機は試しにと思って1回使用しましたが、そもそも自分でDYIとか好きなので靴も自分で洗えばいっかと思って、その後一度も使っていません。その他の設備は一度も使っていません。
もったいなさすぎです。毎月高い管理費を支払って、その便益は享受していないという状態ですので、寄付してる状態です。ぼくは毎月マンションに寄付しています。足長おじさんです。寄付金控除の確定申告をしようと思います。マンションの管理組合に「使ってないんだから金返せ!この守銭奴!」って言いたくなります。
取り乱しましたが、今は子どもが小さいので付きっきりでなのですが、いずれもう少し大きくなって自分の時間が取れるようになったらジム行って、コーヒー飲みながら雑誌を読んで、布団洗濯機回して、靴の洗濯機も回して、キャンプ用品も無駄にレンタルして、これまで払ってきた管理費を回収したいと目論んでいます。
住民みんなが自分と同じ層が住んでいるという安心感
ぼくのマンションはキッズルームがあるくらいなので、完全にファミリー層向けのマンションです。だから当然マンションに住んでいる人たちはファミリーが多いです。
同じようなファミリーが多いので、共用施設で子どもが騒いでいたりしても、ほんとはダメなんですが「多少の騒音くらいは、みんな理解してくれるだろう」という安心感があります。実際、子どもを鬱陶しがるような人を、たったの一度も見たことがありません。
更に、湾岸のタワマンなので、そこそこにお高い買い物が出来る層の人が住んでいるのもあり、いわゆる一つの危険な香りがしません。
ぼくが子どもの頃は、最近いつ風呂に入ったんだ?というようなおっさんや、公園で昼間っからワンカップ大関を飲んでいるおっさんや、原付をフルスロットルでぶっ飛ばしているおっさんや、アグレッシブな犬を放し飼いで散歩してるおっさんなど、比喩的にも物理的にも危険なニオイがするおっさんが大勢いましたが、このマンション、もしくはマンションが建つエリアには一人もいません。
敢えてデメリットを言うなら同じ層で画一的な住民なので、激しい刺激はないですし、価値観が多様化しないといった点はあるかもしれませんが、自分が親になって思うことは、やはり子どもにとって危険だなと思う要素は全力排除したいので、こうしたマンション、そしてマンションが建つエリアに住むことはかなり有効な自己防衛の一つだなと再認識しています。
更に新築だと、全員が新しい住民なので初々しくて良いです。新築なので、既存のコミュニティがある中に自分が飛び込むわけではなく、全員が初めましてという状態。入居当時なんかは住民同士がすれ違うと、なんとなく心の中で「この人とこれから同じマンションで生活するんだな、友達になれるかな」みたいなお互いゼロからコミュニティを作っていきましょう、という思いが感じられて、新鮮な気持ちになれます。
向かい合わせがないから裸で部屋をウロウロ出来る。
一気に下世話な感じですが、まぁあえて裸でウロウロせずとも、見られて気になるな、というストレスが一切ないのがいいです。
ぼくの場合は、タワマンの上層部で、かつ海側に面しているので、遠くの対岸や船の上から壮大な望遠鏡で見られない限りは、部屋を見られる心配は一切ありません。結果、この解放感によって部屋の中を裸でウロウロ出来ます。
上層階に行けば、地上から見られる心配はないですが、最近はタワーマンションがニョキニョキ建っているので、上層階同士でお見合い状態になることもあり、カーテンを閉め切っている人もいると思います。
そうなると解放感はあるようで全くないですから、おススメはやはり上層階の影響眺望が確保された方角の部屋一択です。
尚、ぼくの家は見られるということが無いことをいいことに、住んで半年以上経ちますが、我が家はまだ寝室以外にカーテンがありません。尚、寝室のカーテンも前の家で使っていた寸足らずのカーテンで、最低限の朝の太陽光を防ぐために使っているのみです。
カーテンって生活する上では絶対必要ではないことに気付かされました。
この半年間の夫婦間の口癖は「カーテン買おか」「いや、いらんかぁ」です。ミルクボーイみたいです。
虫があまりいない
これは夏がメインですが、窓をあけていてもあまり虫が入ってきません。「あまり」と書いたのは、「たまに」上層部まで上がって部屋に入ってくる強者の虫もいるからです。ですが昔マンションの1階に住んでいた頃に比べると雲泥の差です。
1階に住んでいたときは、夏に夜ベランダ出るとき部屋の電気を一度消して、サッシを必要最低限だけ開けて、体を必要最低限だけ出して、洗濯物を取ったりして、腕がはさまるかはさまらないかギリギリくらいでサッシを閉める、要はバッ!バッ!バッ!って感じでしたね(この間1秒)。それでも羽虫が入ってきてたり。
今は、開けっ放しにしておいても基本的には問題ないです。虫がいなくなったのは、夏のストレスを激減させました。
花火見下ろせる
夏だけの理由で、かつひと夏に1回や2回だけのことですが、珍しい思いをしたので、敢えて記載しますが、花火を見下ろせます。対岸の方で花火大会があったのですが見下ろせました。
ちょっと違う花火大会の楽しみ方も出来るのもタワマンの楽しみ方かもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。実際に住んでみてよかったなと思うぼくの7選。参考になっていれば幸いです。
ただ良い点といいながら、実際には全く活用できておらず、髙い管理費払っているのにもったいないことをしている点もあったりで守銭奴として反省すべき点が多くあったのも事実ですが、今後無理のない範囲で活用していければと思っています。
今回は良いと思う所のみを紹介しましたが、実際には「いまいちだな」と思う点もこれありで、実際に住んでよろしくない点やイライラする点も紹介できればと思います。
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