2022年から1,000万円を投資して放置する戦略と、そこに至った井上雄彦先生の後押し。

株式投資

どうも鈴木テツです。

 

1,000万円を株式投資しています。

 

昨年2021年、自分の裁量で増やす!億万長者に俺はなる!という意気込みで、色々買ったり売ったりしてみました。

 

結果は惨敗。雰囲気投資家のぼくでは到底勝てず、市場の養分になりました。

 

負けが続いていた2021年の上半期の心の支えは、井上雄彦先生のこちらでした。

スラムダンク31巻より

 

相場で負けたことを経験という財産にして、下半期ははいあがる!と思っていました。

 

その後も毎日チャートを見て、線を引っ張って、ニュースを見て、売買を繰り返して、疲労困憊で、でも目はバキバキで。

 

結果、下半期も惨敗で、惨敗で、、惨敗で、、、ヒロシです。。。

 

惨敗してしまった今の心境は、負けたことで得た財産を使うような勝負すらもうしたくないという目はバキバキですが、心は違った意味でバキバキです。

 

悔しさを通り越して、もう寝ていたい。そんな感じです。

 

というわけで今の気持ちは井上雄彦先生のこちらです。

バガボンドより

 

切ったはった、勝った負けたの螺旋から降ります。

 

じゃあ降りてどうするか。それを2022年に入ってずっと考えてきました。

 

ストレスで禿げるんちゃうかいな、というくらいには毎日考えて、血尿出そうで出ないくらいには毎日悩んで、そして今の戦略に行きつきました。

 

今回はその戦略を紹介します。

 

投資にうまくいかないぼくみたいな逆神のような人の是非参考になればと思います。

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戦略①短期売買からの卒業。こんにちは長期投資

第一に短期はもう卒業します。

 

短期売買して儲かるなんて、専業でプロでやっている人ですら不安定なのに、自分のような素人が出来るわけもないということに2021年の1年間で気づけました。

 

というわけで基本に立ち返って王道の長期投資です。

 

とにかく一度買ったら売らない。放置。忘却。脳死。睡眠。惰眠。

 

そもそも経済というのは、バブルもコロナも戦争も岸田ショックも呑み込みながら、上がったり下がったりを繰り返しながら成長していくわけで。

 

預言者じゃないので、そんなタイミングを見極められるわけないので、とにかく短期売買はやめました。

 

でもチャートを見ていると、下がってきたから買いたいな、上がってきたから売りたいな、というような邪念が生まれるので、チャートを見ないように、スマホから投資系のアプリは削除しました。

 

これめちゃくちゃ躊躇しましたが、削除してからというもの、なんということでしょう、めちゃくちゃ精神が安定しました。

 

アプリを削除する前とした後は、大改造!劇的Before Afterです。巧の技です。こんな簡単なことで精神が安定するなんて、こんなにもお手軽な巧の技があったとは。なんということでしょう。

 

脱チャート、チャートデトックスのおかげで、今ではもう明鏡止水の精神です。

 

あれ、自分、仏やったかな?と思うくらい今は心が穏やかです。クリアです。視界澄み切っています。しかしなお澄み切った奥の方には円マ―クとドルマークがあります。

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戦略②やっぱりそれでも高配当がぼくは好き

これまで僕は高配当銘柄への投資一択でした。以下は過去の参考記事です。

NISAで購入すべき銘柄|高配当利回りの銘柄のすすめ
どうも鈴木テツです。 株式投資をしている方ならば、NISAの活用はマストだと思います。 NISAを活用すれば節税できますが、特定口座と組み合わせて活用すれば、さらに税金の発生を抑えることが出来ます。 簡...

 

今回、色々考えた結果、やはり高配当だなという考えに達しています。それは、リスクヘッジになるからです。

 

企業が稼いだお金については、企業がそのまま事業に投資するか、株主に配当して株主が再投資するかという2つの選択肢においては、株主目線ではいずれにせよ投資して運用するという結果になります。

 

但し、一番の違いは、配当の方は税金が取られるという点で、その結果投資効率は悪くなります。

 

であれは全体最適で見ると、税金分だけ配当が無い方が投資効率はよくなるはずなので、配当が無い会社に投資した方がいいんじゃないか、という考えに至りかけた時期もありました。

 

ですが、やはり長期投資においては、将来の利確のタイミングでもやっぱりそこでゴッソリ税金は取られるわけで、結局配当でちょこちょこ取られるか、将来ごっそり取られるかの違いだなということで、税金的にはあまり差は無いなという考えもあります。

 

同じように税金を取られるのであれば、都度都度配当という名の小出しの利確をして、損益分岐点を上げた方が期間のリスクを軽減でき、またその配当を別銘柄に再投資することで投資先のリスク分散につながるなという思いに至りました。

 

無配当の企業を長期間保有して、将来現金化するタイミングで含み損だったら地獄ですからね。

 

というわけで年始から悩みに悩んだ結果、ぼくが出した答えは以下です。

配当⇒小出し利確。長期投資における期間リスクの分散。

配当⇒別銘柄への投資で投資先リスクの分散。

税金⇒上記のヘッジコスト。

 

というわけで自分の中で腹落ちしたので、やはり高配当一択でいきます。

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戦略③日本が好きだけど、それでもやっぱり米国もポートフォリオに入れさせて。

今まではぼくは国として日本が好きなので投資先も日本一択でした。

 

しかし、冷静に考えると、日本人は好きですが、日本の経済はバラマキ政策、円安、資源依存度高し、人口減少、超高齢化、安全保障(攻め込まれるリスク)、岸田ショックとか考えると、やはり将来キツそうだなと。考えるだけであまり明るいニュースが無い。。。

 

で、色々調べると、やはりアメリカは安泰な感じです(語彙力小二!)。よって投資先を米国へも広げることにしました。

 

で、日本と米国の割合は3秒くらい考えた結果、半々程度とすることにしました。

 

 

というわけで、2022年からは①長期②高配当③日米半々程度の三本柱の戦略でいこうと思います。

 

当たり前やんと思った人いるかもしれません。ですが、自分の中では、禿げそうで禿げないくらいの、血尿が出そうで出ないくらいの一歩手前まで考えに考えぬいた結果として「当たり前」に行き着いたわけで、その過程も大事だと思っています。

 

そして出た答えが「当たり前」という長年の市場の歴史の中で「最適解」に至ったことも、自分の考えが間違ってなさそうという後押しにもなるかなと思いました。

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現在のポートフォリオ

というわけで①長期②高配当③日米半々程度の三本柱の戦略で組んだぼくの今のポートフォリがこちらです。単位は万円です。

総額1,004万円を、高配当ベースの9銘柄に投資しております。

 

米国はSPYDHDVという高配当銘柄で構成されたETFを買いました。この2つをセットで持つとバランスが良いってリベ大で言っていたから鵜呑みしました。

理論上全体の配当利回りは税前で4.5%です。

 

年間45万円の配当金をもらえる計算です。

 

13か月目の給料という感じです。もしくは毎月2万円の副収入

 

尚、ソフトバンクグループ以外は全てNISA口座なので、税金は取られません。

 

というかソフトバンクグループだけは高配当ではありません。

 

スケベ根性で手を出してしまって、そこから長期投資に戦略を切り替えて売らずに保有しちゃっているものです。ここだけは戦略外のアソビの部分です。

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⑤現在の評価損益

先述の通り、目線はもう長期投資ですし、日々の株価はチェックしておりません。

 

ですので、今の含み損益についてはわかっていないのですが、一応このタイミングで含み損益をチェックしてみたいと思います。

 

繰り返しですが、別に今がどうあれずっと放置なので、含み損益とかどうでもいいです。

 

そして精神状態は明鏡止水の仏をベースにしておりますので、含み益だろうとあらそうでしかないですし、含み損だからってSo Whatとしか思わないですが、一応状況を見てみます。

 

各銘柄まとめてみるとこんな感じ、1,004万円の投資に対して現在の評価は1,016万円で、12万円の含み益ですね。

(単位:万円) 取得額 現在値 含み損益
ソフトバンクグループ 65 49 -16
JT 42 41 -2
出光興産 59 65 6
日本郵政 21 19 -2
あおぞら 53 52 -2
三井住友 114 122 8
ソフトバンク 74 75 1
米国ETF(HDV) 281 288 7
米国ETF(SPYD) 294 305 11
合計 1,004 1,016 12

 

うぉぉぉい!!ソフトバンクグループ~ぅぅぅぅっ!!!

お前だけ高配当じゃない上に、ほぼ一人負けってどうゆうことやねん!!

売るも地獄、持ち続けてもほとんど配当ないし、どっちにしても地獄やんけぇぇぇええ!!!

 

長ぉぉぉおおお~頼むよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!

 

おっと取り乱しましたが、含み損益は鏡花水月です。今後も明鏡止水の精神で、放置して2021年分を取り返すかのように2022年は惰眠をむさぼりたいと思います。

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