昇格して給料が上がりました

家計、給与明細・退職金・年金

どうも鈴木テツです。

 

先日会社で昇格しました。そして昇格に伴い給料が上がりました。

 

マンモスうれぴーな気持ちはさておいて、その内容を吟味したいと思います。

 

給料が上がるって普通に良い事ですが、サラリーマンの場合、給料というのは仕事の量と責任の範囲の拡大を伴うわけで、給料が上がったところで仕事量が爆増して激務になってノイローゼになっていては意味がないので、そのあたりのバランスを吟味したいと思います。

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昇格時の話

最初に昇格時の話をしてみたいと思います。

 

2021年3月下旬のことです。

 

突然上司に呼ばれ、部屋に入ると鈴木、来年度から副課長だからと言われました。

 

あっさり過ぎてなんか桐島、部活やめるってよと同じくらいの感じに聞こえた気がしたくらい、唐突にさらっと言われました。

 

ちなみに部長や課長なら何となくわかるのですが、副課長って具体的になんすか?それ昇進ですか?と聞いてみたかった気持ちはグッとこらえました。

 

まぁ何はともあれこうして平社員から副課長への昇進の内示を受けました。

 

目先の出世とかあまり意識はしてませんでしたが、とはいえ目の前の業務には頑張って取り組んできたつもりだったので、それが評価されたという意味でも昇格は嬉しかったです。

 

尚、ぼくの所属部は20人くらいの営業部なのですが、後々聞いたら副課長になったのはぼくも含めて3いるらしく、副課長というポストのインフレ具合には目をつぶろうと思います。ありふれた役職としてもいずれにせよ昇進、腐っても鯛、勝てば官軍を自分に言い聞かせました。

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職責の範囲

とはいえとはいえ、副課長になって真っ先に思ったのは、嬉しい!努力が報われた!頑張るぞ!という気持ちではなく、給料いくらあがるの?ってことだったので、自分の守銭奴の魂がまだまだムッキムキの現役だと言うことを再認識しました。

 

給料については昇進の内示をもらってからデスクに座って真っ先にイントラネットの人事部の処遇ページを確認したのですが「副課長はいくら」という給与テーブルは無いんですね。

 

副課長あたりの人だと会社の等級的にこのあたりなので、この等級だと給与のレンジは〇〇万円~〇〇万円となっている感じです。

 

すると副課長かどうかよりも、自分の等級がどこかが重要なわけで、それ次第では給料増えずに責任だけが増えることにもあるので、それだと全然話が違う。ぬか喜びです。ピエロにされたのです。

 

今すぐ部長の部屋に戻って胸ぐら掴んで「俺の等級はなんぼじゃ!?それ次第やったらのぉ、ぬか喜びさせやがっておんどれぇぃぇい!おのれの自宅に毎朝6時にピンポンダッシュしたろかぁぁい!!」

 

といきたいところです。

映画ファイトクラブで、ケンカに明け暮れ毎日顔をアザだらけで毎日出社する主人公にボスが降格を命じたのですが、主人公が「こんなやばい奴(=自分)を降格処分にしたら何するかわからないので、むしろ昇格させた方がいいと思いますよ」と上司を脅すシーンがあるのですが、それに近い思いを抱きました。

 

というわけで等級(給与)については追って沙汰を待ちました。

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等級

等級の通知を受けたのは昇進の通知を受けた2ヶ月後でした。4月に入って副課長としての役職となり名刺も副課長という文字が載り、責任範囲もがっつり増えたものの、給料は増えておらず、どないなっとるんじゃと毎日悶々とした日々を送っていました。

 

ぶっちゃけると新しい仕事も増えて忙しすぎて忘れてました。小遣い制になって給与が自分のものという意識が限りなく透明に近いブルーになっているからです。

 

そんな深夜残業をしていたある日、フロアには部長と自分しかいない時、またしても唐突に部長から言われました。

 

等級あげたから、給料あがるよ

 

よくよく聞くと等級は後追いで決めるものだそうで。

 

副課長にした以上、等級を上げないとバランスが取れなくなるということで、人事部に駆け込んであげてもらったとのこと。

 

あ、ありがとうございます!と言いながらも心の中では「数字で示しくれぃ!給与明細見るまでは安心できんのじゃ!増えるのが千円とかだったらのぉぉ!毎朝5時に、、、」

と思いながら20日の給与明細を待ちました。

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給料

給与明細を見たところ、月額の額面が88万円になっていました。

 

これまでは74万円だったので、14万円増額となりました。

 

年収換算で言うと170万円増えることになります。

 

ここまで金額を並べて粛々と書いていますが、心の中では小躍りをしています。いや、もうだんじり祭りです。加えて隅田川ばりの何万発の花火が上がっています。飲めや歌えの大騒ぎです。マンモス嬉しいです。

 

筆舌に尽くしがたい。

 

これまでの年収アップは、年次と共にほぼ自動的にあがるいわゆる年功序列的な意味合いだったので達成感は皆無でしたが、今回は頑張りが評価された結果なので。

 

嬉しすぎて自分へのご褒美に生まれて初めて1,500円もする歯磨き粉を買ってしまいました。

 

ただやはり給料が上がっても仕事量倍増してたら意味が無いので、そう意味で金額の妥当性について考えてみます。

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職責の変化と給与のバランス

副課長になる前は、これまで4つの取引のメイン担当でした。

 

副課長になって4つ増えました。倍増です。

 

とはいえ担当者として手を動かすというより担当者の一つ上に立って、アドバイスを与える立場という感じです。ですので、作業するというよりはマネジメントよりになりました。

 

取引以外では、部の戦略策定や人事面にも本格的に関与することとなり、ちょっとした機密情報なんかも共有されるようになりました。刺激的な内容もあり、なかなか面白いのですが、仕事量としては純増です。

 

副課長になった4月以降、業務量も倍増しており、単純な資料作成などは若手に投げれるようになったものの、その資料作成の指示を与えるために色々頭をひねり、社内政治を考えながら自分の組織と自分と部下の最適解を見つけながら、とはいえ日々の取引は待ってはくれず、お客さんからの要望への対応、トラブルシューティング、そして何よりメールの量が倍増どころか爆増したことにより、深夜残業の毎日を過ごしています。

 

こうした事実も考えると給料が15万円増えた事と、この業務量のバランスはどうかというとぼくの判断は、

 

 

 

全然OK

 

 

ですね。

 

毎月15万円ってそうそう稼げるものじゃないですからね。15万円いらないんで、前の業務量がいいですってならないですからね。だって守銭奴ですからね。

 

てか副業とかで15万円稼げるなら、そっちでも15万円稼いで、会社でも15万円稼ぐ方法を選びますからね。

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まとめ

とにもかくにも給料が増えるというのはいい事ですね。特に守銭奴にとって。

 

業務量が増えるのは致し方無いとして、今の自分は如何にこれを効率化出来るかという事と若手の戦力化の為の指導に日中は注力しております。

想定通りなら半年くらいでこれらが花開いて10月からはもう少し楽できるかなと思っております。

てわけでこれからも我が人生のKPIは年収として業務に邁進していこうと思います。

コメント

  1. TK より:

    はじめまして。いつもテツさんの文才に惚れ惚れしながら読ませて頂いてます。実は私も某大手町の総合商社14年目でして、共感できることだらけでいつも「あるある」と1人頷いてます。私もCOVIDにより去年は100万円ほど年収下がりました。今期の回復期待ですねー。お互いfire目指して頑張りましょう

    • 鈴木テツ より:

      TKさん、同業(もしかして同じ会社かも、、)で同年代でコメントを頂け、励みになります。
      今期の業績回復とそれに伴う年収の回復、いやそれにとどまらず年収爆増に期待しつつ頑張りますので、引き続きよろしくお願い致します!

      • TK より:

        ご返信ありがとうございます。
        ブログ内容拝見する限り多分同じ会社ではなさそうだなと思ってます。笑。それにしても170万の年収アップおめでとうございます!私も会社の人事制度変更により今年は60万円ほど上がりそうです^ ^
        江東区に住んでましてテツさんのように帰宅をランニングにしようか本気で考えてる今日この頃です。今後もブログ楽しみにしています!

        • 鈴木テツ より:

          同じ会社じゃないんですね笑。すると各社同じタイミングで人事制度変更してるんですね。年収アップおめでとうございます!
          ぜひぜひ帰宅ランおススメです。経費削減と健康寿命を手に入れられますので。
          いずれにせよ同業として引き続きよろしくお願い致します!

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