どうも鈴木テツです。
2008年から新卒で総合商社に勤めています。
総合商社はそれなりの高給取りとして雑誌なんかにもよく名前が載っています。
高給っていくら?と言われると多分年収1,000万円を超えているかどうかが基準になってくるのかなと思いますが、
ぼくは1000万円以上の年収がありますので、やはり高給取りなのかなと思います。
ちなみに国税庁の調査によると、年収1,000万円以上ある給与所得者って、給与所得者全体の5%くらいしかいないそうです。
いやほんと、商社入ってよかった。
今回は現役の総合商社マンのぼくの11年目である2018年の給与明細を公開します。
転職考えている人や、就活生なんかにも参考になればと思います。
そもそもいつ年収1,000万円を超えたか
給料明細を遡ると入社7年目で1,000万円を超えていました。
ぼくは7年目で1,000万円を超えましたが、同期入社組の中には6年目で超えた人もいました。
基本給は同じなのになぜ達成する時期が違うのか。
それは残業代によるものです。
当時の給料は残業代が相当数を占めるような状態で、残業代次第で6年目で超えるか7年目で超えるかが左右されるという状況でした。
要は6年目で超える人間は、ぼくよりも残業を多くしていたということです。
いずれにせよたかだか20代後半の若者が年収1,000万円を超えるって、やはり高給取りなんだなと思えますね。
超えた時に思ったこと
正直、源泉徴収表を見て「おっ、超えたな」と思ったくらいです。
たしかにあの頃は同期たちと「お前1,000万円超えたの?俺は超えてない」みたいな会話を少しだけした記憶があります。ほんと少しだけです。
それなりにみんな意識はしていました。但し、やはりそれなりにしか意識はしていませんでした。
なぜならまず当たり前ですが、周り全員が超えているので一切の特別感があるなかったからです。
ほんと、あぁ超えてるなって感じ。特に感動もなかったです。
それよりもどんなけ税金取られてんねん!というやや怒りに似た気持ちの方が強かったと思います。
入社11年目、2018年度の給与明細
それでは、実際の明細です。
年収 | a | 14,721,105円 |
給与所得控除 | b | 2,200,000円 |
社会保険料控除 | c | 1,465,144円 |
基礎控除 | d | 380,000円 |
課税給与所得金額 | e=a-b-c-d | 10,675,000円 |
所得税 | e | 2,028,400円 |
住民税 | f | 622,500円 |
いわゆる手取り | a-c-e-f | 10,605,061円 |
2018年度のぼくの年収は14,721,150円でした。ありがとう!
管理職となった自分は、残業代がほぼつかないので、ほぼほぼ全額基本給です。
基本給だけで年収が1,500万円近くになる総合商社、、、恐ろしいですね。
そして詳細は割愛しますが、なんやかんや引かれまして、いわゆる手取りは10,605,061円。
手取りでも1,000万円を超えてきました。
年収1,500万円に対して手取りが1,000万円ですので、年収の約7割という所ですね。
1,000万円もあるやん!と思う一方で、所得税、住民税、社会保険料合わせて400万円も納めていると思うと、ハゲそうです。
とはいえ1,000万円!なかなかの金額だなと思うものの、ふとこんなことも考えられます。
初めからわかってたよね
会社の給与テーブルってすでに設定されているわけで。うちの会社は出来高制はほぼないので、これだけ貰えるのは固定です。
つまりはもう年俸制です。
テーブルの決まった年俸制。
年功序列色は強いので、入社何年目には年収いくらになる、ってのはわかります。
あれ、なんか先が見えてて、一気につまらなくなってきたような。。
それってつまりは、こういうことでもあります。
上限あるよね
入社して登っていったときに貰える金額が見えている。
ちなみにそのまんま会社にいたらどこまで増えるのか考えてみました。
社長
有価証券報告書に乗ってますが、ざっくり1億5000万円から2億5,000万円ですね。
社長は相当のハードルが高いのでもうすこし下げて部長級だとどれくらいになるのでしょうか。
部長
だいたい給与テーブルから計算すると、めちゃくちゃざっくり2,500万円です。
商社の部長ってめちゃくちゃ忙しいし、責任もある。
今のぼくの部長を見てると、相当しんどいなと思います。
あと1,000万円やるから部長やってくれと言われたも、今のぼくならNoと言いたいくらい、しんどいです。
高倍率の役員まで万が一突き抜けた場合に初めて一億円の大台が見えてくる感じですかね。
リスクリターンが全く合っていないような気がしてしまいます。期待値が低い。。。
違う収入軸が必要
先々の収入額が見えている、かつ上限があるというのが、サラリーマンの閉塞感の1つですね。
それを突破したいと思うので、やはり複業なりでもう1つの収入源の確保が必要だということを改めて感じました。
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