どうも鈴木テツです。
断捨離の一環で、先日定価40,000円分ほどの本を20冊ブックオフに持ち込みました。
結果、1,500円になりました。
ぼくもブックオフ素人ではないので、安いだろうとは思ってました。ただそれを下回りました。
これ何が悲しいって、1冊分すら新しい本を買う事は出来ないという事です。
持ち込んだ本は、20冊で合計40,000円分なので平均すると1冊あたり2,000円です。
それが20冊が束になってブックオフに突撃して、結果帰ってきたのは1,500円なので、1冊分すら戻ってこなかった事になります。
無慈悲ですね。
安っ!時間の無駄!
メルカリの方が絶対いいっしょ!
という意見がそこはかとなく遠くから聞こえてきます。
そんな意見も踏まえて諸々考えてみました。
実際売った本
まずこれです。
1冊10,000円!!値段からして絶対にぼくが買ったものではない事は自分で断言出来ます。
この本は同僚が捨てようとしているところ、案の定読んだ形跡がなく買って満足してしまったんだなと心の中で南無と唱えながら、新品同様なんで高く売れるぜ、という乞食根性でもらいました。
あとはこんなのとか、、
隣のチームのミャンマーで事業を行っている部隊が捨てかけていたこんなのとか、、
こんなのとか、、
こういったもの合わせて20冊くらいを会社で無料でゲットしました。
全部でだいたい40,000円でした。
そう、これら全部会社からのもらいものです。ぼくは会社の高所得者の同僚が、とりあえず立派なビジネス本を買って満足してデスクに並べて、一定期間後に捨てるタイミングでもれなく頂戴する社畜乞食です。
正確には高所得者守銭奴社畜乞食です。
文字の割に情報量は少なめです。
で、20冊をもらってきてこれらをブックオフに持っていったら1,500円でしたという事態が発生したというものです。
個々でみると10,000円の本が300円で、これが最高額でした。
あとは200円とか100円とか5円とか、それらの集積が1,500円でした。
本当に安いのか?
20冊で1,500円は本当に安いのか、色々な角度から検証していきます。
定価からのアプローチ
40,000円分で20冊なので平均すると定価は1冊2,000円です。
冒頭の通り、売却して手にしたのは1,500円なので、1冊すら買い戻すことは出来ません。
最高で定価10,000円の本が300円なので3%で引き取り。消費税すらカバー出来ていない。
定価からの判定は「安い」ですね。おい!ブックオフ!
手間賃
ビジネス書20冊って結構な量です。それを鞄に詰め込んで、数日にわけて会社から家に持ち帰り、後日家で鞄に詰めて近所のブックオフに持っていくという手間賃はそれなりです。
ヤマト運輸に頼んだら、詰める段ボールのサイズ的に、おそらく2,000円程度になると思います。
すると売上1,500円に対して諸経費2,000円で、赤字商売です。
会社のリスクマネジメント部隊にガチボコに怒られる案件です。
で赤字を避けるためにヤマト運輸に頼まず、自分でやるとして、総所要時間は運搬と持ち込み含めると4時間くらい掛かっています。それで1,500円なので時給にして300円台の仕事という事になります。
貧乏大学生でもぶっちぎりでお断り案件です。
といわけで、手間賃からの検証でも安いです。
いい加減にしろ!ブックオフ!
魂の問題
「その本いらないんだったら貰うよ」ということを言うと会社の同僚は「いいよ」と言いながら明らかに心の中では(こいつ、メルカリかなんかで売る気だな)という顔をしてきます。
だって、ミャンマーの税務の本もらっても絶対読まない事わかりきってるし。
つまりこの場合、転売するという守銭奴のレッテルを張られ、ぼくのプライドや会社の地位というもの引き換えに1,500円を得たようなものです。
魂を1,500円で売ったようなものです。
果たしてプライドを売って1,500円を得ることは安いのか。
ぼくの場合、これはむしろ高いです。
ぶっちゃけぼくは、中二の頃に自分のプライドは帰宅中にどぶに捨てた事を今でも明確に覚えています。
ですのでそもそも無いものに1,500円の価値がついたということで、非常に良い買い物をしたのかもしれません。
とはいえ、一般的な人はプライドを1,500円で売らないと思いますので、やっぱり1,500円は安いという事になります。
というわけで、検証の結果、1,500円は圧倒的に安いという事になります。
おい!ブックオフ!今気づいたけど安いじゃねぇか!
メルカリで出品すればよかったのに
ブックオフよりメルカリに出品すればもっと高く売れたのにという事についても、検証していきます。
想定売上
メルカリに本を出品する際には「これくらいの価格で売れてますよー」という売れやすいおススメ価格というのが提示されます。便利です。
で、実はこの20冊についても全冊メルカリチェックしました。
その合計売上額は約10,000円でした。
ブックオフの6倍以上です。メルカリすごいです。
しかし、しかし、ここからが問題です。
手数料
メルカリでは売上の10%が手数料として取られます。
というわけで10,000円から1,000円が取られます。
無慈悲です。
配送料
本なんで配送料は1冊200円くらい掛かります。20冊あるので合計4,000円です。
すると9,000円からさらに4,000円引かれます。
これはヤマト運輸への配送料です。
てわけで手元には結局5,000円しか残りませんでした。
手間賃
20冊を出品、梱包、発送を考えると、結構な手間になります。
ぼくも一時期はメルカリにはまって100点近く出品してきました。

最近は高額なもの以外は、出さないようにしています。
なぜなら、出品、梱包、発送がめっちゃ面倒くさいからです。
本を出品して、売れなくて、どうしよかなと思ってたら、値下げ交渉が入って、売れてないから値下げを受けるしかないので値下げして、無事売れて、コンビニで発送して、よかったよかったと思って発送したコンビニで100円のコーヒー買って、スマホで結局利益はいくらになったかなと思ってチェックしたときに50円とかだった時は、コーヒー代で赤字になっちゃってるわけで、よくわからんけどメルカリの本社襲撃したろかなとか思います。
考察の結果
結果、ブックオフで売った事で1,500円。
メルカリで販売できれば5,000円。ブックオフの3倍以上。
しかしメルカリで出品していたら、
20冊分の出品、梱包、発送。
しかも売れない可能性もあり、気持ちのやきもき、自宅保管の手間。
そして、うまく売れたとしてその差は絶対額としては3,500円。
今回の出品と検証を踏まえると、サクッとブックオフで引き取ってもらうのが、コスパ最強説かなとの思いも新たにしました。
というわけで、結論としてはブックオフ妥当ですね。
最近はメルカリに押されて、業績不振になっていますが、この発送も梱包も手数料もない手軽さを改めて実感しました。
まとめて処分ならブックオフ一択ですね。
コメント
別に漫画読むのに年齢なんて関係ねえよw
孫さんだって、大の漫画フリークだし、成功者ほど漫画読んでる
なぜなら、それだけ学べることがあるから
ぼくも漫画は最高だと思います。活字全部漫画になればいいのにと思っています。