どうも鈴木テツです。
今年の7月にドル両建てスワップ投資を始めました。詳細はこの記事で紹介しておりますのでご覧頂けたら幸いです。
要すれば、ドルのロングとショートを同量持って為替ポジションをスクエアにしつつ、どちらのポジションからも金利収益を頂くという投資法です。
何もせずとも金利がチャリンチャリン入ってきますので、テイタラクなぼくにピッタリの投資法でした。
で、今回というか昨日、2020年の大みそか、12月31日に利確して手仕舞いしましたのでその結果をご報告します。
得られた利益は15,600円でした。
ぼくの場合、ロングとショートをそれぞれ20万通貨ドル持っておりまして、そこから来るスワップは毎日100円でした。
間違いがあるといけないのでもう一度書きますと毎日100円でした。
雨の日も風の日も、土日も祝日も、サボった日も頑張った日も、投資で損した日も毎日100円です。
たった100円かよ！！しょっっっぼっ！！って思われた方もいらっしゃると思います。確かに金額は小さいですが、驚くべきはその利回りです。
ぼくは5万円を元本に投資しただけです。それで毎日100円、年間だと36,500円もらえると言うことは利回りは75%です。たっか！！
そんな経済破綻前の国の金利くらいの利回りがある投資を7月末から12月末までの約5か月間＝156日間投資をしておりまして、手仕舞い前のポジションがこんな感じでした。
含み益と含み損が42万円となっていてなんかすごいですが、156日間ポジションを持ったことでぴったり15,600円の金利を得ているということになります。
ちなみにロングのポジションがこちら。
含み益42万円は喉から手が2、3本出るほど欲しいですが置いておいて、注目は「スワップ」の欄に8,800とあり、スワップ金利として8,800円をゲットしていることになります。
続いてショートポジションがこちら。
含み損42万円は40万円払ってでも欲しくないですが、注目は「スワップ」の欄に6,600とあり、スワップ金利として6,600円をゲットしていることになります。
8,800円と6,600円を合わせて15,400円。
でポジションを手仕舞いした結果がこれ。
結果的にスワップが少しずれて15,400円から200円増量の15,600円となりました。
ラッキーです。
放ったらかしておけばいいのになぜ大みそかに手仕舞いするのか
なぜこの年の瀬の大晦日に利確するのかですが、理由は２つあります。
年初にはフラッシュクラッシュという値動きが一気に動く事象が起こりがちだからです。
ちなみに2019年の年初の時がこの赤矢印のところです。
いっきに3円ほど急下落して戻ってきました。
ポジション自体はロングもショートも持っているので、いくらになろうが問題はないのですか、スワップが広がれば強制的にその分ポジションが生まれます。
当時のフラッシュクラッシュ時のスプレッドは200pipsとかだったとのこと。普通の時が1.6pipsとかなので約125倍です。せっかくここまで積み上げた利益も一瞬で吹っ飛びます。
それは勘弁して欲しいと思い、居ても立ってもいられず大晦日に激混みスーパーでレジ待ちの長蛇の列に並びながら手仕舞いしました。
もう一つの理由が、暇だったからです。
放ったらかしながら利回りが75%もあるのはすごい事ですが、やっぱり退屈には変わりないので耐えきれず、来年からはもう少しアクティブに動きたいなと思って卒業という形を取らせて頂きました。ありがとう、
まとめ
ポジションリスクを取らずに金利だけをチャリンチャリン頂くこの投資法。
オススメ出来るかという点については、オススメです。なんせ放ったらかしておけばいいだけなんで。
ただぼくみたいに握力が無い人や、毎日なんか売り買いをしないと気がすまないポジポジ病の人間にとっては物足りなさはあります。
でもぼくとしても株やFXで眠い目をこすりながら、仕事の合間を見つけながら売り買いをして結局損をしていることに対して、この投資法は何もせずに15,600円儲かったという圧倒的な結果を出していることを考えると、多分ドルの両建でスワップ投資法の方が絶対に効率的にも結果としても良いと思います。
ですが、わかっちゃいるけどやってしまうのがFXですね。。。
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