2019年分の確定申告を実施して91万円分の税金を奪取しました

節税

どうも鈴木テツです。

 

資産運用にはまっております。その中で、節税も大事な資産運用する為に必要な手段でして。

 

そもそも税金は支払うことによる直接の対価はありません。食事代なら食事にありつけたり、交通費なら移動手段としての対価を得られるわけですが、税金にはそれがありません。だから可能な限り減らす必要がある、と会社の研修で習いましたが、それは個人も一緒で、減らせるものなら減らるべき。

 

というわけで確定申告をしました。

 

結果、おかげ様で915,000円の税金を奪還致しました。

 

確定申告よくわかってないなという方や、やるの面倒だなと感じている方も、どうか参考にして頂き、税金奪取を試みて頂ければと思います。

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そもそも確定申告とは

いつものようにそもそも論のお勉強です。確定申告についてですが、Wiki先生の確定申告の法人は割愛して個人のものについての箇所を引用・抜粋によると、

日本の租税に関する申告手続を言い、個人が課税期間内の収入・支出、医療費や扶養親族の状況等から所得を計算した申告書を税務署へ提出し、納付すべき所得税額を確定すること

だそうです。

 

つまり「今まで仮のなんとなく税金をちょこちょこ払っていたけど、ほんとの所はこうでした」ということを国に申請して「追加で税金払います」なのか「多めに払いすぎてたんで返して下さい」のどっちかをする作業のことです。

 

尚、前者は放っておくと脱税です。犯罪です。追徴課税がたっぷりたまった頃合いにピンポーンと税務署の人が来て「君、脱税。犯罪者。払え。多めに。金なければ。差し押さえ。」と来るそうなんで犯罪を犯したい場合のみ確定申告は忘れて下さい。

 

逆に後者の場合、たとえ国が税金を多く徴収していても、わざわざ税金を返してはくれませんので、きっちり正々堂々確定申告をして奪還する必要があります。

 

ここで確定申告実施率についてぼくの半径5メートル程の範囲で調査しましたので、ご報告します。

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確定申告の実施率

ぼくの所属する部内の20代の若手商社マン・ウーマンに確定申告をしているか聞くと「よくわかんないっす」「めんどうそうでやってません」という回答が9割です。残りの1割は「ぼくやってますよ!年末にやってる、あの、、、年末調整ですよね!」という回答でした。

 

いずれにせよ10割の若者が自分の状況として確定申告をする必要が無いのか、もしくはする必要があるけどやっていないのか、すら把握していませんでした。全員無言でボコボコにしておきました。

 

かくゆうぼくも独身時代とか「確定申告?何それおいしいの?」状態でしたから、偉そうには言えないのですが、これやってみてわかりますが、本当に勉強になる。国のお金や税金へのリテラシーを上げる為には、絶対に義務化すべきだと思います。

 

多分、義務化しないのは変にこれまでしてこなかった人がし始めると税金の取り分が減るからだと思っています。つまり、確定申告?何それおいしいの?というアホウには変な知恵は与えないというやり口なのかなと思っています。

 

尚、アメリカでは義務だそうです。PwCによると、源泉課税を基本とする日本の税制とは異なり、アメリカは給与所得以外の所得も損益通算して確定申告をする総合課税方式にしているという税制の違いがあるからだそうですが、いずれにせよ確定申告が絶対にリテラシーの向上には繋がっていますので、日本は即刻確定申告義務化を提唱します。

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2019年分のぼくの確定申告

ぼくが確定申告を始めたのも結婚してからです。独身時代は金に無頓着だったのですが(結婚時ほぼ貯金ゼロ)、結婚後に奥さんに啓蒙(情弱とバカに)されたからです。結果、啓蒙されすぎて奥さんもあきれるくらいの守銭奴になり果てたのですが。

 

結婚後は2年毎にポンポン子どもが合計3人産まれたのでその出産費や、歯の矯正をしていたのでその治療医などの医療費控除を毎年してきました。その際に数十万円単位でお金が返ってくることへの快感と国という権威から取り返せたという達成感を感じたことを今でも覚えています。

 

尚、2019年も子どもが産まれたのですが、奥さんが勤務を再開したことで、出産費は本人の医療費として奥さん側で確定申告することになりましたので、今回ぼくは医療費は無しです。めっちゃ楽になりました。

 

それでも税金を取り返す為に、今回2つ申告しましたので、要素を紹介します。

寄付金控除

これはほぼふるさと納税控除といっても言いかもしれません。

 

尚、昨年は417,000円をふるさと納税として寄付させて頂きましたので、こちらを寄付金控除にて申請しました。

【参考記事】

2019年ふるさと納税の記録|最強のデスク&チェアを見つけました

ちなみにふるさと納税には、ワンストップ特例制度という制度があり、寄付先の自治体の上限が5自治体までならば確定申告不要というお手軽制度なんですが、ぼくはとっくにぶっち切って全国津々浦々の子ども達の教育の為とほんの少しの自分への返礼品を目当てに分散型寄付をしまくっているので、毎年確定申告をしています。

 

また、ふるさと納税以外の寄付金控除として、ぼくは少額ですが国境なき医師団にも月額で寄付しているので、これもまた寄付金控除させてもらっています。

 

余談ですが、ぼくと同年代の同僚で今年の2020年の東京マラソンにどうしても出たいと思って10万円を寄付することで出場権を勝ち得たマゾヒストの金の亡者がいました。ぼくとしては10万円も払ってわざわざつらい思いをするなんてきっとマゾに違い無いと思っています。

 

しかし結果はなんとコロナにより「一般参加者出場禁止。かつ寄付金・参加費は返金しません」というフルマラソンよりひどい仕打ちのサディスト東京都の(経済的)圧勝というものでした。その同僚に「10万円まるまるパァやね、残念やったね」と言うと「確定申告して3割程は税金で返してもらいました」とのこと。要すれば東京マラソンに集まった寄付金の3割程は税金で負担されているということですね。完全に余談でした。

住宅ローン控除

正式名称「住宅借入金等特別控除」と言い、住宅購入の際にローンを組んだら、その分税金返してもらえるよ、という借金促進税制です。

 

消費税増税前だと長期優良住宅に対するローンでは最大50万円です。これ所得控除ではなく税額控除です。つまり50万円がそっくりそのまま税金として還付されます。

 

ぼくの場合、低金利をエンジョイしまくっており、0.35%で住宅ローンを借りています。バブル期は7%とかだったそうで、35年で全額返済している間にもう一軒家買えるくらいの額の金利を払うことになるという地獄のローンでしたが、これに比べると今の低金利はチャンスだと思っています。しかも5,000万円までで1%税金返ってくるということは借金した方がお得!守銭奴的アンテナで、マンションは買いだと判断しました。

 

このあたりは、以下記事を合わせてご覧いただけると嬉しいです。

【合わせて読みたい記事】

マンション買うべき!お金がもらえるほどの住宅ローンは低金利

最初は確定申告で、ローンの残高証明とか、法務局から登記事項証明を取り寄せたりと手間は掛かりますが、守銭奴根性で50万円の為にはよろこんでやります。

 

また産みの苦しみで初年度は手間になりますが、一度確定申告してしまえば、来年以降は年末調整で出来るそうなのでその後は毎年サクッと年末調整を経て50万円が返ってくることになります。

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ぼくの2019年の確定申告の結果

というわけで、2019年は寄付金控除と住宅ローン控除の2点を確定申告し、上記の画像の通り、所得税相当として657,628円の還付を受けました。こちらは申告後、ほどなくして銀行振り込みで受け取れます。

 

所得税以外にも住民税相当として250,000円程の税の軽減があるはずで、こちらは2020年に課される住民税が減る形で還付を受けます。

 

結果、合計で915,000円の税金を奪取することになりました。

 

915,000円の税金奪取。でかい!熱い!やばい!間違いない!

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

ぼくの場合は税金を取り返すという作業ですので、モチベーション高くやれましたが、人によっては追加で支払う為の作業になるため、億劫なのだと思います。

 

ぼくの場合、2019年はFXは損で終わっちゃたんで税金を追加で払う必要はなかったですが、FXで2億5,000万円を貯めることを一つの夢にしていますので、2020年こそは確定申告で「FXで儲かっちゃったんで追加で税金払いますー」という作業をしたいとも目論んでいます。

 

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